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テーマ:好きなクラシック(2328)
カテゴリ:クラシック大好き
この間、タワーレコードに寄ったついでに、気になっていたツィマーマンと小澤、ボストン響のラフマニノフのピアノコンチェルト1、2番を買ってみた。
のだめでPコンの2番が一世を風靡した時に、ラフマニノフの2番といえばこのCD、というぐらいに紹介されていた気がするのだけれど、意外に見つけられなくて、というかお金が続かなくて後回しにしていたのをやっとこさ買って聴いてみた。 1番のCDって昔にアシュケナージとロンドン響でしか実は聴いたことなかったので、聴いてみて 「ああそういえばこんな曲だったな」 って感じでちょっと新鮮だった。 まず最初に思ったのが、ツィマーマンの音がすっごくきれい! とてもスマートというかスタイリッシュな都会的な演奏。 流れがすごくよくて、淀みがない。 ツィマーマンのピアノの印象が強すぎて(というか、録音的にちょっと大きめに録音してあるのかな??)、小澤の振るボストン響のオケの印象があまりないのだけれど。。。 いずれにしても、ラフマニノフの1番のコンチェルトってあまり聴かれることはない曲だけど、もっと聴かれてもいい曲だと思った。 アシュケナージのもちょっと聴きなおしてみよっと。 2番は打って変わって淀みまくりの冒頭。 なんかあの冒頭の和音の間が異常に長い。 リヒテルよりもねちっこいんじゃないの?と思うほど。 最初はちょっと違和感があったけれど、途中聴いていくうちに引き込まれる。 やっぱりこの曲好きなんだなと思う。 ていうか、なんかオケが甘ーい! ものすごくロマンチック。 すっごく泥臭いようで、でもどこか洗練されている気がするのは、やっぱりツィマーマンのピアノの音が際立っているからなのか? ほんとにこの人の音はひとつひとつがキラキラしている。 これ、ウォークマンで聴いてたら絶対うっとりするはず! 明日からの通勤の友にしようかな。 リヒテルのあの独特のリヒテル節も実は結構好きなんだけど、今回はこっちに軍配が上がりそう。 なんか、のだめの千秋様が頑張ってくねくねしてる感じに思えなくもない。 漫画の読みすぎかな。 どっぷり疲れた時は、でも、ふとアシュケナージが聞きたくなるのかな。 あと、ラフマニノフの自作自演版も持っているのだけれど、まだ未聴。 これもそのうち聴いてみないと。 でも実をいうと、某先輩のご実家の20周年記念のコンサート(!)で大友直人指揮で中村紘子が弾いた(オケはどこだったか忘れたけど)、ラフマニノフが今でも強烈な印象なのだ。 あの、オケと全身全霊をかけて闘うような、両足を踏み鳴らした渾身の演奏が。 またまた、ラフマニノフな日が始まりそう。 ブラームスのドッペルも聴きたいし、ああ一日中音楽に浸っていたいなぁ。 明日からまた仕事だけど。。。 せめて寝るまでのひとときでも、癒されます…。 おやすみなさい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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