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テーマ:ひよっこ研修医の独り言(54)
カテゴリ:仕事? 勉強?
6月末で3ヶ月間の小児科研修が無事終わりました。
現在の臨床研修システムは、2~3ヶ月ごとに研修科が変わる、言ってみればロールプレイングゲームのようなもの。 なので、やっと慣れたと思った頃に「はいっ、次!」とばかりに職場が変わります。 いつもそうなのですが、終わりが近づくとなかなかに去りがたいというか、後ろ髪を引かれる思いです。 特に、最後の1ヶ月で持った白血病の子は、やっと治療の第一段階が終わったところで、まだ治療効果の判定にも至っていない状態なので、ものすごく心残り。 今回、小児科を回る前は 「小児科なんて、子どもをどう扱えばいいのかわかんないし、親とちゃんと信頼関係を築けるんだろうか、子どもにいじめられたらどうしよう」 と、正直びびりまくりでした。 子どもの点滴なんてどうやって取るの!?という不安もあり。 結局回ってみたところでそんな不安は消えなかったのですが、不安はありつつもとても充実した日々だったように思います。 小児科はとにかく幅が広い。 外来を見てても、内科的なことから皮膚科、精神科、泌尿器科、小児外科と、実にいろいろな領域の疾患のオンパレード。 心エコーにも初めて挑戦し、手取り足取り教えてもらいつつ、ちょっとおもしろいかも。と思っちゃいました。 血液疾患も1例持たせてもらって、その時はみんなに 「なんかいきいきしてるよ。」 と会う人毎に言われ、やっぱり血液疾患やりたい!と改めて思いました。 ただ、うちの大学の血液疾患やっているところは結構バラバラに何個かあるのでそこが悩みどころなのですが。 うーん、小児科。ひょっとしたらひょっとするかも。 でも、自分が将来小児科医をやってるところなんてちょっと前まで想像もできなかったし、今でもまだ想像できませんが。 二年目のこの時期にもなると、どこの科の先生もみんなイタリア男のように一度は勧誘してくださるので、優柔不断の私としてはいちいちそれになびいているだけなのかもしれませんが。 特に最後の一週間は私だけ居残りしたので、今まで研修医3人に均等にいっていた勧誘のエネルギーが3倍になって押し寄せてきてモテモテだったし。 こうやって誘ってもらってる間が花なのでしょうね。 さてさて来週からは感染症センターです。 またまた小さな内科ですが、今度はお勉強がすごいらしい。 ひな鳥のように口を開けているだけで、どんどん知識を与えてくれるとか。 勉強嫌いな私は大丈夫なのでしょうか。。。 乞うご期待!(?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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