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ひよっこ血液内科医の独り言

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2007年08月31日
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カテゴリ:旅行記
楽しかった旅行もついに今日で終わり。
昨日はワインを二人でまるまる一本あけて寝たので、起きるのがちょっとしんどかった…。
で、なんとか起きてみたら、外は土砂降りの大雨。
しかもあろうことか富士山があるはずの場所がぼわーんと白いかたまりになってて、富士山がそっくり消えてしまっている。
朝から何故かバッハのシャコンヌを聞きながら、なんかちょっと損した気分~と思いながら朝ごはんへ。
昨日に引き続き豪華な朝ごはん。
でも、昨日と違うのは大きな窓の外がほぼ真っ白ということ。。。
うーん、なんとなく気分も冴えない…。
それにしてもやっぱり晩ご飯並みのボリューム。
おなかいっぱいになったところで、部屋に戻ってゆっくり過ごすことにする。
だってこの土砂降りじゃあね。
最後にもう一回お風呂に入ってから行こうということで、ゆっくり浸かってたら、上がる頃になってようやく富士山が姿を現した。
すごい勢いで切れていく雲、雲、雲。
富士山が、「しょーがないなぁ、まあ最後だし。見せてやるか。」と言ってるみたい。
今日の富士山
ありがたーいお姿を拝みつつ、マッサージ機に横たわる乙女二人。
さすがは高級旅館だけあって、マッサージ機が6台ほど、無料で使い放題なのだ。
そんなわけで2日酔いもすっかり治り、最後の甲州の旅を楽しむべく、お宿を後にする。
まずは河口湖に別れを告げ、一路甲府方面へ。
なんとなく下道で行けてしまった。
それにしてもさすがは山梨県。ブドウ畑の多いこと!
ブドウ畑のど真ん中をドライブし、途中でメルシャンのワイナリーなんかもあり、後ろ髪を引かれつつも最初の目的地、恵林寺を目指す。
私ののろのろ運転でも小一時間ほどで到着。
やはりあいにくの小雨だったので、まずは境内にある宝物館を見ることに。
入り口のところに立派な白猫さんがいたので、記念に一枚パシャリ。
猫
入ってみると、ここも山本勘助展。
まず入ってすぐに目に入ったのは、あの有名な風林火山の旗や諏訪明神の旗。
武田二十四将の掛け軸が壁中にめぐらされ、簡単な説明もついている。
井上靖の風林火山の原稿や、前回の新田次郎原作の大河ドラマの台本なんかも展示されていた。
それと、湖衣姫と由布姫のそれぞれの名前の由来も書いてあった。
忘れちゃったけど、結構作者の趣味でつけた名前みたい。
だって、諏訪御寮人としか伝わってないものね。
とりあえず帰ったら、どっちかを読んでみようと思う。
そうこうしていると、なにやらここの事務長さんらしきおじさんがやってきて、説明してくださった。
ここの本尊に武田不動尊というのがあり、これは信玄が自分の姿を仏師にそのまま写させて作ったとか。
ちなみに胸の部分だかに、信玄の髪を焼いたものが塗りつけられているらしい。
死後も自分が武田家を守る、という信玄の思いがそうさせたという。
後に、山本勘助が川中島で戦死したという知らせを聞いて、土地の住民がこの武田不動尊に習って勘助不動を作り、お祭りしていたらしい。
実は現在でもそれは細々と続いていて、ほんの数軒だけど、ちゃんと護摩を焚いてお祭りしているところがあるという。
今回の大河ドラマがきっかけになって、その勘助不動を借りてきたときの裏話を、事務長のおじさんが延々としてくださった。
そもそも山本勘助の存在自体が怪しいと思われてきたのだが、近年発見された武田家の古文書に山本管助という名前が出ていたこと、その古文書の時代背景等に矛盾がないことから、あまり信用されていなかった甲陽軍鑑の記述がにわかに信憑性が出てきた。
一応今回の山本勘助展にあたって、相当の時代考証が行われたらしく、その辺のことも語りだしたら止まらないおじさん。
いろいろ聞けておもしろかったが、さすがに次の目的地を目指すことに。
その前に、境内を拝観していく。
例の武田不動尊、鴬張りの廊下を渡ったところにこわーい顔で鎮座していた。
武田不動尊
信玄さんってあんな顔だったのか。
まあ、美化しているにせよ、結構かっこよかったのかも。
夢想国師が作ったという回遊式庭園でほっと一息つきながら、神道滅却すれば火もまた涼し、なんてつぶやいてみる。
そう、ここは信玄が菩提寺と定めた寺であり、快川和尚が後に織田信長に攻められた際にこういい残して焼かれたという寺。
快川和尚、なかなかに豪快な人だったようで、そんなところを信玄が気に入った、とは先ほどのおじさんの談。
現在ではしかし、美しい庭園の静かなお寺だった。
恵林寺庭園

さてさて、楽しかったけれど結構時間をとっちゃったので、次の目的地へと急ぐ。
次は甲府にある武田神社。
その昔躑躅が崎館があったところが今は神社になっている。
ここへ行く途中、カーナビにだまされてものすごい山の中をいってしまい、山をひとつ越えた。
狭くて長いクネクネ道が気が遠くなるほど続く。
そして気が遠くなったところで、狭い山道に対向車。。。
きゃー、もう無理!
途中、運転を変わってもらいつつなんとか武田神社に到着。
まあでもそのおかげで、要害山、積翠寺も横目で見られた。
ちなみに、信玄が生まれた頃、お父さんの信虎さんは戦の真っ最中で、奥さんの大井夫人は要害山に避難していて、ここで信玄を生んだらしい。
積翠寺には信玄誕生の際に産湯を使ったという井戸があるとか。
でも運転でクタクタになっていたので、見てないのだけれど。
というわけで、武田神社。
なんか巨大だ…。
これって神社なの?というぐらい。
昔の躑躅が崎館はかくもあろうかという壮大な構えだった。
ちなみに、神社によくある手水の器?も武田家の家紋の形四つ割菱になっている。
手水
それから能舞台もあった。
時々、焚き火能が催されるらしい。
お能、いつか見に行きたいなと思っているのだけれど、なかなかチャンスがないのよね。
本殿もなかなか立派だが、神社というとなんかピンと来ない。
本殿
なんか神社らしくないのだ。
でもしっかり絵馬を書いて奉納してきたけど。
それですっかり満足して帰ってきてしまったのだけれど、実はもっと見所があったらしい。
あー、残念。でも雨も結構降ってたしな…。
門前のおみやげ物屋さんで甲州印伝のキーケースを自分用に購入。
ついでにクーポンもゲットして、今度は甲府駅近くの風林火山展へ。
意外に場所がわからず、近くにいるにもかかわらずうろうろと探しまくって時間をくってしまった。
ついでに朝ごはん以来のご飯を食べようとたくらんだのだが、気がつくとすでに4時。
5時半の電車で甲府駅を出発予定で、しかもその前にヴィッツ君を返さないといけないので、この頃になるとものすごく焦ってた。
焦ってテンパリまくる私の横で冷静な友人。
おかげでなんとかたどり着き、風林火山展を30分堪能できた。
科学的に再現した山本勘助の声、なんてのもあって面白かった。
武田検定というのがあるらしく、それの体験版ができるコーナーがあり、やってみたら6/10点。
会場のおじさんに「なかなかやりますねぇ」とおだてられて、ちょっといい気分。
まあ、結構しつこく回ったので。
それから、由布姫が乗ったような輿も置いてあって、自由に中に入れ、文字通り「お輿入れ」してしまったり。
実際にお輿入れできるのはいつになることやら…。
ついでに、結局行けなかった信玄堤も会場に再現されていて、ラッキー!
結局、旅の最後にリーズナブルに風林火山の総まとめができたのだった。
それから超特急でヴィッツ君を返して、甲府駅前で信玄公の銅像とパチリ。
信玄公
帰りも6時間かけて帰り、家についたのは11時を過ぎていた。
さすがに疲れてこの日は土産話もそこそこに就寝。
ベッドに入ると、旅のいろいろな場面が蘇ってきて、あぁ楽しかったなー。
できればもう一週間ぐらい旅行に行ってたかった。
でも、とっても思い出に残るいい旅だった。





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最終更新日  2007年09月15日 23時18分10秒
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