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テーマ:ひよっこ研修医の独り言(54)
カテゴリ:仕事? 勉強?
今日は某所で感染症の研究会でした。
思い起こせば、某MRさんと感染症の先生が医局でしゃべっていたところを偶然通りかかり、 「じゃあそうゆうことで9月8日はあけといてね」 となってしまったのが約1ヶ月前。 それから、気がついたら私の名前入りのチラシが出回りはじめ、 「あのー、準備は何をしたらいいんでしょ?というか、どの症例でやるんですか??」 「うーん、先生の知らない症例。まあまあ、またそのうち言うから」 という会話を何回かするうちに感染症の研修も終わってしまい、 「じゃあ心置きなく旅行に行っといで」 と送り出され、旅行を満喫したのでした。 で、帰ってきてから(本番4日前)、スライドを見せてもらいながら予演。 あのー、このスライドとっても長いんですけど。。。 なんと発表時間は45分! 今までの数少ない経験では、7分間は誰にも口を挟まれず、その後3分間の質疑応答さえ乗り切ればよかったのですが、今回はコメンテーターやフロアからの意見を募りつつ進めていく形であり、プレゼンテーターの私にもいつ質問が飛んでくるかわからないという初の状況。 しかも去年は時間いっぱい使ってさらに延長したのに、議論が活発すぎて1/3も終わらなかったとか…。 ひぇー。 とりあえず、また前日にも予演やって下さい!と懇願してその日は終了。 本番前日、医局でなぜか結構だべってしまい、 「まあまあ、大丈夫やって!」 と、何が大丈夫なのかわからないままに終了。 さてさて本番当日、タクシーで一緒に行ったのですが、その車中でもスライドが一部改訂されてました。 ちょっと早めに会場につき、コメンテーターの先生と打ち合わせ。 それからはなんだか万事淡々と過ぎていき、気がついたらお薬の説明も終わり、もうすぐ出番。 「なんかもう何にも耳に入らないんですけど」 「まあもうここまで来たらあんまり考えずにブログのことでも考えといたら?」 と先生は泰然自若の様子。 で、いよいよ出番。 私はファシリテーターの先生の指示で病歴等々を読み上げていく役、のはずだったのですが、意外なところで 「先生ならどうしますか?」 とキラーパスが飛んできたりで、結構焦りました…。 研修医の教育講演ということで、当初は研修医をどっさり誘って当てていく、という計画だったのですが、意外に来てなくて、というか後で聞いたらみんな必死で隠れてたらしい。。。 結局20分ほど延長して終わったのですが、私的にはかなりあっという間でした。 スライドを読んでただけなのですが、少なからず緊張してたのかも。 ともあれ、ファシリテーターの先生の司会と、その先生自作のスライドのおかげでなんとかグダグダにはならずにすみました。 今回の症例検討、もしフロアで聞いてたら楽しめたかも。 その後は五味晴美先生の特別講演で、一分の隙もないお話を 「これってCNNニュースの同時通訳聞いてるみたい」などとぼーっと思いながら聞いてました。 内容は、すばらしかったです。 感染症って、すごく理論的な分野なのかもと思いました。 それでそこに薀蓄が加わると、ものすごくかっこよくなるというか。 とにかく五味先生はかっこよかったです。 終演(?)後、同期の研修医が何人か来てくれてました。 というか、私の席からは見えなかったのは必死に隠れてたのだそう。 うーん、ま、気持ちはわかるけどね。 懇親会では美味しそうな料理を前になんとなく胸がいっぱいで(ほんとはお昼にいっぱい食べたでお腹いっぱいで)、おしゃべりしまくってる間に気がついたら誰もいなくなってました。 五味先生とは絡みにいけないままに終了。ちーん。残念。 まだ時間も早かったので、その後同期の子たちと二次会に行きました。 そこで初めて、サプライズの意味を理解しました。 というか、打ち合わせの時から先生が盛んに 「サプライズあるらしいで」と言ってたのですが、なんのことかわからず流してたのが、 「あっ、○○ちゃんと××ちゃんが来てくれたのがもしかしてサプライズ??」 となったのでした。 気づくの遅くてごめんよー。会ってからめっちゃ時間経ってるし。 結局、久しぶりにものすごく盛り上がって、気づいたら感染症っていいよーという話になってました。 なんか同窓会みたいで、楽しかったです。 オケの定演の後みたいな。 もうこの頃にはほとんど発表のことなんて忘れてたんですけど。 緊張してた前半とは裏腹に、ほろ酔いでなんだかとっても幸せな気分で帰りました。 あー、楽しかった。 K先生、ありがとうございました!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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