ひよっこ血液内科医の独り言

最近、めっきりブログを更新してません(汗)
あまりにも久しぶりすぎて、いったい何を書いたらいいものやら…。

実はこのところ、私の中でちょっとした分かれ道がありました。
思い立って三重に旅行に行ったあたりから、「自分は将来何をやりたいんだろ…。」と思い始め、周囲が次々と進路を決めていく中で、ちょっぴり焦ってきていた頃。
11月の最終週ぐらいになって、自分のまわりでなにかの歯車が動き始め、それを機にえぃっとばかりに一大決心しちゃったのでした。
目にいっぱい涙を浮かべてFA宣言をした新井のように、「この病院が好きだから、つらいです」と心の中では思いつつ、4月から外部の某病院に血液内科でお世話になることになりました。

今のうちの病院の血液内科をめぐる情勢は非常に微妙なため、血液内科をやりたい!という希望はそこそこ鮮明だったにもかかわらず、じゃあどこで血液をやるのか、という大きな問題が立ちはだかり、なんとなく進路を決めかねて迷っていたのですが…。
外に出るということにいまひとつ踏ん切りがつかず、イジイジと悩み続けて、時は過ぎ…。
このままでは、結局自分が何をやりたいかもわかんないままに終わるかも。
そんな思いもあり、こうなったらどこでもいいからやりたいことをやってみよう!
と、思ったのが11月の末も末。
だいたい、面接云々は9月ぐらいでどこも締め切られてました。
これで無理ならあきらめようと思ったら、
「給料なしでもいいなら、どうぞお越しください」とのこと。
モチベーションがマックスに達していた私は、つい
「いいです。よろしくお願いします。」
と言ってしまったのでした。
でもこれって、言ってしまった後に気付いたけど、ちょっとすごい判断をしてしまってますね。
うーん、もうちょっと早くに動いてたらお給料もらえる枠もあったのかな～と思うけれど、時既に遅し。
それにそもそも今年はそんな枠自体がもらえてなかったのだということも、あきらめがつきました。
なので、4月からは今よりも極貧の生活です(涙)
そしてなによりも、この年になってはじめての一人暮らしです。
あぁっ、餓死とかしてたらどうしよう。
というか、部屋が今以上にごみ屋敷化しそう。
とりあえず、病院から近いところに住もうっと。
あ、でも今より格段に都会なので、物価高そう…。

そんなこんなで、ちょっと大変なことになってしまいました。
勧誘してくださったうちの病院の先生方にはほんとによくしてもらったので、離れるのは本当に断腸の思いです。
こんなに素敵な先生たちと一緒に働けて、教えてもらえて、本当に幸せでした。
またきっと戻ってきますので、その時は、またよろしくお願いします。

まだ働くのは4月からなのですが、そこまでモチベーションをなんとか保ちつつ。
研修医を卒業できるかもなんか微妙ですが、なんとか頑張ります。
とりあえず、レポートやらサマリーやら感想文やらを早く出さねば…。
でも何にも進んでない小児科当直の一日でした。

そういえば世間ではノロウィルスが猛威をふるっています。
この前食べまくった牡蠣のノロい??
はい、すいましぇーん。