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テーマ:ひよっこ研修医の独り言(54)
カテゴリ:雑記
というわけで、二年間の研修がついに修了しました。
20日に修了式があり、一応研修修了証を無事にいただきました。 その時は、あんまり実感もなかったけれど、その後の一次会、二次会とまたしても飲み続け、次第に「あー、もう終わりかぁ」としみじみ。 沖縄に行ってしまう友人やら、北海道に行ってしまう友人やら。 もちろん、大学に残る子もたくさんいるのですが、自分も出て行ってしまうだけに、「あー、みんなばらばらになるんだな」と。 給料なくてもなんとかなるさ、とか思ってる自分はとっても甘いんだろうな、とは思いつつ。 今はやれるだけやってみようと思います。 それから、遣り残した仕事は多々あり。 残務処理に追われながら、あと当直がなぜか飛び石で日曜に入ったりして、やっと24日から有給休暇中! あぁ、なんて幸せ! とか思ってたら、きっと4月からはまた怒涛の生活なので、今やれることをやっておこう!と思い、まず手をつけたのが写真の整理。 ちょっと優先順位を間違ってるかもしれませんが。 デジカメで撮って、カメラの中に入れっぱなしだったデータをしこしこ印刷してました。 最初にお店プリントに持っていったら意外と高くて、ちょっとびっくり。 なので、ネットで頼んだら結構安くつきました。 あとは、アルバムに整理するだけ。なのですが、これがめんどくさい。。。 それから、引越しの続き。(こっちが最優先な気もしますが。) 大きな家具とか家電が結構大変かと思っていたら、意外とこまごましたものの方がめんどくさいっ! 大きな家具家電は、買ってしまったらそれで終わりだけど、こまごま系は整理が大変。 でも、土曜にあるお宅にお邪魔してから、そんな考えがちょっと変わりました。 産婦人科の時のオーベンの先生が、歴代の研修医を集めてホームパーティーを開いてくださったので、みんなでおしかけてきました。 イギリス留学から帰ってこられた先生だけあって、お家のテーマはイギリス。 なんとなくカントリー風の家具に、食器は全てウェッジウッド。 すごいなー、と思ってためつすがめつしていると、イギリスではウェッジウッドはそんなに高くないとのこと。 日本でいうところのたち吉みたいなもので、あくまで普段使いの食器なんだそうです。 それにしてもいいなぁ。 まずはシャンパンで乾杯して、それから料理ができるまでとりあえずアルバムでも見といてーとのことで渡されたのが3冊にも及ぶイギリス留学アルバム。 イギリス国内はもとより、学会などで行った世界中の都市のきれいな写真がびっしり。 はぁ、いいなぁ。 ヨーロッパの雑学やら空港のいけてなさを聞いてるうちに料理が出来上がり、テーブルへ。 やっぱりオールウェッジウッドで、しかもお鍋はルクルーゼ。 そのせいか、お料理も一段とおいしく、デザートまでしっかりいただきました。 クレームブリュレにバーナーで焦げ目までつけるってどうよっ。 それから食後のティータイム。 これがまたすごかった。 今まで、私の中で紅茶は「渋いもの」だったんです。 というか、この渋さがきっとおいしさなんだと固く信じて疑わなかったんです。 でも、ここで出てきた紅茶は違いました。 色と香りはものすごく濃いのに、ぜんぜん渋くない! 「秘密は二つある。一つは本場の茶葉、もう一つは何かわかるかな?」 いささか、おいしんぼ風ですが。 そう、答えは水。 紅茶が飲まれてきたヨーロッパの水は硬水。 軟水と違って、色と香りは強いけれども渋みはほとんど出ません。 「なかでもエビアンは一番バランスがいいからおすすめだよ」 というわけで、さっそくエビアンを買って帰った私でした。 いやー、今までの紅茶はなんだったんでしょ。 これから、とっておきの紅茶は硬水で入れよっと。 その後、スコッチ片手にアイリッシュタップのリバーダンスのDVDを延々見て夜も更けていきました。 そういえば、アイリッシュバイオリンのフィドルを見せていただきました。 バイオリンって普通、木の色ですよね? でも、フィドルは赤とか青とか紫とか。 調弦とかは全く普通のバイオリンなんですが、ちょっとかわいかったです。 現地では8000円ぐらいで売っているそう。 私もほしいなあ。 かなり遅くまでお邪魔して、その日はお暇したのですが、アロマポットとか、一輪挿しとか、私もそういう小物をちゃんと飾ろうと決意したのでした。 長くなってきたので、続きはまた今度。 今から、「思い出症例」の発表をしてきます! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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