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テーマ:好きなクラシック(2328)
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半年に1度の大学オケの定期演奏会でした♪
ひっさしぶりにケースを開けて、弦が切れてないことを確認して、ゲネプロから参加。 しかもゲネ遅刻してるし…。 今回は一回も練習に出られなかったので、史上最高にやばい本番でした。 そうまでして出ることもないかとも思ったのですが。 ま、単純に弾きたかったんです。 結構弾きやすい曲がそろってたのでいけるかな、と。 思ってたら、一曲「これはいくらなんでもこのまま出たら迷惑やろ」と思い、その曲は降りました。 うーん、自分がコンマスまでして、何回も本番に乗せてた曲だったのですが…。 やっぱり、下手になるのは一瞬です。 上手になろうと、あんなに弾いてたのにね。 メインの曲とアンコールだけゲネに間に合い、バタバタとさらって、あっという間に本番。 現役時代には許されない不真面目さです…。 こんなOBのわがままを許してくれた現役さん、ありがとう(涙) 一曲目、モーツァルトのディベルティメントK.136。 実はこの曲、降りて袖で聴いてました。 袖で聴いたの初めてでしたが、低弦の地響きが伝わって来て、迫力満点でした。 弾きたかったな…。 2曲目、パーセルのシャコンヌ。 ここから参加。 といっても、どんな曲か知らず、本番で初めて聴きました…。 いい曲です。 以上。 だって余裕なかったんだもん。 休憩はさんで、 3曲目、バッハの主よ人の望みの喜びよ。 唯一余裕で弾けました。 これも現役時代、いやというほどあちこちで弾いたネタでした。 こういう、なんてことはないけど、単純にいい曲もたまにはいいですね。 4曲目、シベリウスのアンダンテフェスティーボ。 アンコールピースとして弦楽合奏ではよく使われるようで、私も何度か実演に接したことはありました。 でも、初見…。 ゆったりした小曲で、北欧の香もちょっとする、名曲というほどではないけど、ふと出会うと幸せになる曲。 弾いてて、怖かったけど、癒されました。 そしていよいよ本日のメイン、アブラカタブラ組曲。 ではなく、パーセルのアブデラザール組曲。 ブリテンの青少年のための管弦楽入門は、実はこの組曲の第2曲、ロンドが元ネタ。 原曲はバロックって感じのどっしりした曲です。 テンポもどっしり系なので、わりと弾きやすくて結構ノリノリで弾いてました。 みんなもノリノリで、特にコンバス隊がバリバリ弾いてて気持ち良かったです。 どんな曲でもそうかもしれないけど、特にバロックでは低弦にバリバリ弾いてもらうと弾きやすいです。 そんなわけで、バリバリ弾いてバッチリストレス解消しちゃいました。 ノリノリでアンコール。 全パート、全曲ピッツィカートのPlink Plunk Plank。 この曲、実にごきげんな曲で、途中チェロは回るわ、コンバスは回るわ。 実はチェロ達が回してる間にバイオリン、ビオラも楽器をこすってキュッって音を立てるんですが、これがなぜか出ない。 若い子達はみんな普通にキュッっといわせてるのに…。 単に私が練習不足なのかと思いきや、トラさんも苦労してる様子。 もしや、手の油が足りない? それって、私も歳とったということ!? と凹んでたら、本番は1度だけ成功しました♪ よかった! そんなこんなで、最後までドッキドキの演奏会でしたが、なんとか大過なく(小過は数々あれど)、終われました。 ほんとに、こんなにナメたOBですいません!って感じですが…。 次こそはもうちょっと余裕をもって弾くぞー! サイレントバイオリン買おうかな…。 でも、無給の身に7万の出費は痛い…。 うーん。 でもなんだかんだいって、日常を離れて音楽に癒された一日でした。 音楽って素晴らしい! 月並みな一言ですが、これに勝る表現はないでしょう。 さてさて、また明日から仕事がんばろ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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