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夏休み満喫中。 昨日、北海道から帰ってきました。 北海道は寒かったです。 そして大きかった。 その話はまた後ほどアップします。
世界遺産。 教科書では知ってましたが、実は初めて。 聖徳太子さんにはまあちょっとしたご縁もあり(子孫とかではないです)、前から行ってみたかったもので。 急に思い立ったので着いたのは12時すぎ。 修学旅行生たちが思いっきりキャピキャピしてました。 南大門から入って、うろうろしてたら地元のボランティアガイドさんらしき人発見。 「おすすめの見所はありますか?」 と聞いてみたら、 「たくさんあります。よかったら付いてらっしゃい」 ということになり、ちゃっかり混じってみました。 一緒に説明を聞いたのは、茨城からのきれいなおねえさんお2人と岐阜からの素敵なおばさまお一人。 こういう一期一会のご縁って、素敵なものです。 途中からの合流だったので、伽藍の方は行かず、聖霊院と大宝蔵院と夢殿を見学しました。 とっても詳しい説明で、なんちゃって歴史マニアな私ですがとってもおもしろかったです。 今から1400年も前の瓦とか仏像なんかの現物を目の前に、 これはどこから伝わったか、 誰が作ったのか、誰が作らせたたのか、 どんな思いがこめられてるのか。 もちろん、記録に残ってないこともあり、それを推理するのは、まさに太古のミステリー。 こういうのって、一人でぼーっと回ってたらきっと味わえなかっただけに、感謝です。 何事も先達はあらまほしきものなり。 なかでも印象に残ったのは、 夢違い観音 百済観音 玉虫厨子
夢違いさんと百済観音さんは売れっ子で、出張が多いそう。 なかでも、百済観音はキリスト教圏の人たちに人気があるそうで、シラクさんに見初められてフランスまで行ったんだとか。 確かに、8頭身もあるスラッとしたナイスなバディは、ちょっとマリア様に似てなくもない。 優しいお顔は、人類共通なんでしょうね。 不謹慎ですが私には、手に持っている薬瓶が酒瓶に、前に差し出された右手がおつり頂戴と言っているようで、俗に言う「酒買い観音」に見えました・・・。 ちなみに、かぶってらっしゃる冠は別のところに保管されていたらしく、誰の冠だろうと、一体一体仏様達に合わせてみたんだそうです。 そしたら、百済観音さんにジャストフィットで、しかも釘穴までピッタリだった! なんかシンデレラのガラスの靴みたい。 玉虫厨子。 教科書の写真でしか見たことがなかったので、卓上サイズの小さなものかと思っていたら。 なんと2m越えてます。 残念ながら、件の玉虫の羽はもうほとんど取れてしまっていたけれど、2箇所だけ残っているところがありました。 これが全面にちりばめられていたら、なんと見事なことでしょう! ちなみに今でも難波の高島屋の資料館に行くと復元された玉虫厨子が見られるそうです。 いつか行ってみたいな。 仏様や、当時の遺物一つ一つに、太古の謎がいっぱい詰まっていて、おなかいっぱいになりながら、濃密な楽しいひとときを過ごしました。 最後に夢殿をめぐって、聖徳太子さまにご挨拶。 思いつきで行きましたが、ほんとに行ってよかった! おもしろいお話をたくさんして下さった物知りガイドさんと、楽しいひとときの道連れとなってくれたきれいなおねえさん達と最後にがっちり握手をして別れました。 今回は時間切れで伽藍の方は回れなかったので、また後日の宿題にします。 今度は中宮寺も行ってみたいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月19日 13時18分39秒
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