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最近、テレビや新聞で少子化や年金問題を取り上げていますね。
少子化では、育児をしやすい環境を整備しようとか、年金問題では、納付率を上げようとか。 いろんな識者がこれに関してコメントしていますね。 でも、ちょっと待って。 その前に考えないといけない問題があるんじゃない? 少子化の問題では子供を産んでも育てにくいとか、お金がかかるので、せいぜい1人だねって言う話は聞くし、年金問題では、確かに納付率が下がることは問題(問題じゃないって言う人がいるけど、そういう人のための税負担が増えるから、まともに払っている人にとっては、やっぱり問題です) でも、子供を作るには、結婚というのがまずありますよね。 海外では結婚しなくても子供を作る人が多いみたいだけど、日本では確実にそれが必要。 30代前半の婚姻率を見てみると、男性の半分、女性の3分の1くらいが未婚です。 これで、子供の数を増やそうとしても、母数(結婚者)が少ないので、それ以降の環境をいくら整えても難しいんですよね。 そして、未婚者の多くは好きで未婚でいるわけではないので、その環境を整備すれば、婚姻率は上昇すると思います。 婚姻率を増やせば、それだけでも子供の数は増えると思います。 そして、年金問題ですが、子供の数が増えれば、保険料の納付数(納付額)が増えるので、問題解消の一つの手がかりになります。 年金問題は、それだけが問題じゃなくて、納付率が低いというのが問題になっているわけなんですが、そもそも収入が少ない人が多いのが問題なんですよね。 たとえば、月10万円の収入から、年金保険料約1万5千円を支払えるでしょうか? 政治家は「それでも払え!」というけど、実際、厳しいと思う。 そして、バブル崩壊以後、特に最近は、収入が極端に低い人が増えているわけです。 真面目な日本人だから、それでも払う人はたくさんいますが、払いたくても払えない人もたくさん出てきたということでしょう。 (不信が原因で払っていない人とかもいますが) 一人ひとりの収入を増やすことが年金問題を解決するために、まずやらなければならないことではないでしょうか? と、ちょっと書いてみましたが、それぞれが複雑な問題ですし、いろんな論点があると思います。 でも、マスコミがその一部しか見ていないのであれば、政府がその一部しか見ずに政策を立てているのであれば、だれかが警鐘を鳴らさないといけないんじゃないかな。 どうしても、簡単に想像できることで、一般ウケしようとしているようにしか見えないんですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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