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Jun 20, 2010
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カテゴリ:説明
生命保険商品ってたくさんありますよね。
私もこの10年間でたくさん作りました。

終身保険、定期保険、養老保険、医療保険といった、昔からあるような保険から、介護保険、就業不能保険などの最近話題の商品や、変額年金や定額年金のような資産運用の一環の商品まで、本当にたくさんあります。

目的としては、
1 将来のリスクの回避策
2 相続対策
3 節税対策
4 資産運用
といろいろとありますが、保険本来の使い方を考えるなら、1か2を考えてほしい。
3は正直好きじゃないし、保険会社がそれを売り物にして売ると、すぐに税制が変わって、結局早くに買って早くに解約した人ばかりがいい思いをしちゃいます。
4は、そもそも投資信託や定期預金などを使えばいい。
(変額年金なら、投資家向けの投資信託を活用できるというメリットはあるけど、やっぱり高コストだと思うし、最低保証なんかはコストとの見合いで資産運用としては魅力がない)


で、1なんですが、自分のリスクがどこにあるのか?というのをよく考えてほしい。
今すぐ死んだら、どうなるか?
家族の生活を守りたい、というのは一つの正しい選択だと思う。
老後の葬式代を賄うというのは、場合によるでしょう。
貯蓄がそこそこあるなら、そんな心配いらないし。

病気になったら?
がんになったら?
これも場合によるでしょう。
短期の入院程度なら、貯蓄で何とかなるってことも十分あるから、それが難しいような入院に対して保障を用意するのが妥当かな?
がんの場合は、長期入院の可能性が高かったり、お金のかかる手術が多いかもしれないので、保険で準備するというのは、一つの手だと思う。
でも、これも貯蓄との兼ね合い。

正直、保険料の高い保険は、リスクが起きやすいというもので、一方で、貯蓄をしておけば、何とかなる、健康保険で何とかなる、というものが多い。

だから、リスクの判断材料の一つは、保険料の高さでしょうね。
安いというのは、発生の可能性が低いというものだし、その一方でそれが起きたら、どれくらいお金がかかる?って考えれば、答えは見えてくると思う。


2は、土地とか家のようなものは、相続時にわけることができないから、保険を使ってお金で解決って感じですね。
トラブルにならないように、保険を使うということで、これは死亡保険の活用法の一つです。


ちなみに、終身保険は、貯蓄性のある保険ですが、1や2のことをにらみながら、その保険を解約して、違うことに使うというのもありだと思います。
うちの昔の会長さんの奥さんは、そのお金で大学に行ったらしいです。
保険がそんなに必要ないと思ったら、たまっているお金を子供のために使うというのは、保険の裏の使い方。
これは、あまり雑誌とかで紹介していないけどね。

終身保険は貯蓄性があるということで、保険料は高いけどね。
(人間どこかで死ぬから、それに備えて準備しないといけないのよね)





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Last updated  Jun 20, 2010 07:56:02 PM
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