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カテゴリ:日常
同窓会で仙台に行ってきました。
1年ぶりの仙台です。 前回は青葉山に向かいましたが、今回は北に向かいました。 北の方向は、私が学生時代に通学路としていたところなので、それはまた懐かしく思いながら歩きました。 といっても、知らない建物は多いし、道は懐かしいけど、風景はどこか違う街を歩いている感じでした。 時間があったので、散歩してから会場に向かいました。 (これは、途中でやっていたイベントの写真です) 今回は、私の友達の恩師が大学での45年間を振り返って話をしていました。 私も名前しか知らない先生方の話をいろいろとされ、某生保の会長(故人)の話もしてました。 彼は、数学科に建物を寄付してくれた人なので、多くの学生がその恩恵を受けています。 その建物を建てる際の裏話なんかをされていました。 最後は大学を取り巻く環境の話。 大学院重点化で、大学院に定員を設けたために、大学院に残ったが就職できない人(ポスドク)が出てしまったという話でした。 当時、数学や文学をやっている院生を大量に抱えて、その後社会が受け入れてくれるのだろうか?という話があったそうなのですが、一方で、大学院重点化をしないと予算を削られるし、社会からも批判されるから、そうせざるを得なかったという話なんかをされ、やっと謎が解けました。 だって、学位を持つ人を各大学で何十人も出しても、受け入れる大学はないし、日本の企業は修士までしか採用しないしで、行き先がないのは明らかだもの。 (私も博士課程に残らなかった理由の一つがこれでした) ちなみに、当時これを推進していた人が、ポスドクの問題についてテレビかなんかで、大学院重点化について批判していたそうです(誰ですか??) その後は、懇親会で大学の先生や同期を中心に話してきました。 今の大学の先生を取り巻く環境なんかも聞けて、大変さを肌で感じました。 これで、日本の将来は大丈夫か? 終わったら、そのまま東京に戻りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 9, 2010 11:38:13 PM
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