終戦の日
今日は終戦の日。敗戦の日でもある。1945年8月15日正午から玉音放送が流れた。天皇の肉声により国民は敗戦を知らされた。国民は愕然とし、ひざざまづいて涙を流した。「大日本帝国」が崩壊し、「戦後日本」が始まった。民主化が行われ、自動車、家電などの輸出産業が発展し生活は豊かになった。しかし、バブル崩壊後、産業は衰退化、中間層はなくなり、低所得者が増えている。一億総中流ということは昔の言葉となった。政治改革や官邸機能強化などを含む省庁再編が行われたが、今の政治は忖度が横行している。テレビや新聞は真実を伝えているかどうかわからない。選挙ではポピュリズムが強くなってきている。戦前の状況と似ていないだろうか。あれから80年日本人は何を反省し何を学び取ったのだろうか。このままだと同じ道を繰り返すような気がする。1945年8月15日、多くの人がひざまずき泣き崩れた。二重橋と皇居外苑の広場。今は多くの外国人の観光客が訪れている。当時の写真はこの辺りなのかな?皇居正門前二重橋