北朝鮮核実験:中国紙「北の考えは幼稚」
毎日新聞 2013年02月16日19時23分
中国共産党機関紙「人民日報」系の国際情報紙「環球時報」は16日付で、北朝鮮の3度目の核実験について「もし(北朝鮮が)核を持つことが真の安全だとするなら、それは幼稚な考えだ」とする社説を掲載した。同紙は1月25日付でも、核実験などをすれば「援助を減らすべきだ」と主張しており、重ねて北朝鮮をけん制した。
16日付の社説では「もし(北)朝鮮が中国の戦略空間に損害を与えることを顧みず、中国東北部の安定を破壊すれば、中国は一層強硬に対応する」と指摘。「中国が朝鮮を『懲罰』するなら、友人としての警告とすべきだが、中国とつきあう上での譲れない一線は分からせる必要がある」とした。ただ、具体策には触れていない。
北朝鮮の核実験により、中国国内で通常の値を上回る放射性物質が観測されたとのうわさがネット上で流れたことから、北朝鮮に近い中国東北部の吉林省や遼寧省などでは住民に不安が広がった。中国メディアは最近、中国環境保護省の幹部が核実験による国民の健康被害はないと語ったと伝えている。
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◆「幼稚な考え」はいま始まったことじゃない。“瀬戸際外交”自体がまるで幼稚園児がやるような稚拙な行動だと思う。少なくともおやじ様の時代から幼稚だったのに中国はちっとも叱って来なかった。甘やかし過ぎたんじゃないの? 最大の理解者・中国の責任はけっこう大きいんだと思うゾ。…
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