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カテゴリ:時事&立腹
「繰り返し」を112回繰り返す首相 予算委審議8日間 有料会員限定記事 朝日新聞デジタル 2020年2月5日 20時58分 「桜を見る会」問題などで追及を受ける安倍晋三首相は、「繰り返し」と言い添える答弁を連発している。野党側は定番の言い回しを使って論点をずらしたり、時間を稼いだりしていると批判する。今国会の予算委員会でそんな答弁手法は5日までの計8日間で、少なくとも112回を数えた。 「あの、繰り返しになりますがですね」 首相は5日の衆院予算委員会で、桜を見る会の問題で「お決まり」となった言い回しを繰り出した。野党統一会派の小川淳也氏(無所属)が、首相の地元だけでなく東京周辺の支援者にも、会への参加を募ったかを聞いた時のことだった。 首相は「予告」した通り、「推薦者名簿は廃棄をしており、詳細は把握できない」と従来と同じ見解を示した。さらに、政府の招待者決定プロセスの説明も重ねた。東京周辺で募ったかという単純な質問を「繰り返し」答弁で返した。小川氏は「その答弁は受け入れられない」と反発した。 1月27日から始まった予算委は8日間開催された。首相が「何回も答弁しているが」「従来回答しているが」など、以前と同じ答弁だと自ら言い添える場面が目立つ。野党議員との質疑を対象に首相のこうした発言を朝日新聞が集計したところ、112回に上った。テーマ別では桜を見る会が88回、カジノを含む統合型リゾート(IR)の問題が14回と多くを占めた。過去と同じ答弁を続けることは再三あり、自ら付言しないこともある。実際の「繰り返し」答弁はもっと多い。 野党側はこうした答弁手法の多… (こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます) 【朝日新聞デジタル;元記事はこちら】 ◆要するに、質問にまともに答えるつもりはないし誠実に答えるつもりもないということ。きっと本当のことを答えちゃったら大変なことになるんだろう。質問の趣旨にあっていようがいまいが淡々とあらかじめ用意された答弁書を繰り返し読むだけ。官房長官も官僚も同様に真実を語ろうとはしない。議論はかみ合わない、深まらない。 アベ内閣名物の不誠実答弁の様子はテレビのニュースにも新聞記事にもほとんどならない。国会中継をテレビで見ている(ラジオで聞いている)人以外には伝わらないから支持率にはほとんど影響しない。国会中継がラグビーワールドカップ並みの視聴率だったらアベ氏もあの答弁はできまい。… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.02.13 23:29:03
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