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カテゴリ:時事&立腹
熱血!与良政談「右」からも批判 首相は 毎日新聞 2020年2月26日東京夕刊 先週、夕刊紙をチェックしていたら、1面トップの大きな見出しが目に飛び込んできた。 「新型肺炎 ぬるすぎた対応」 「安倍首相 崖っぷち」 てっきり安倍晋三首相を連日のように批判している「日刊ゲンダイ」かと思いきや、首相寄りと見られている「夕刊フジ」だったから驚いた。 同紙だけではない。首相と親しかったはずの作家、百田尚樹氏が「安倍総理には危機管理能力が欠如しているのが明らかになった」「政府は無能」等々とSNSに投稿しているのをはじめ、これまで首相に近かった人たちからより厳しい声が出ている。 要約すると主張はこうだ。 一部ではなく中国全土から日本への入国を禁止すべきだった。そうしなかったのは中国人観光客が減るのを恐れただけでなく、今春予定されている習近平国家主席の訪日を控え、安倍首相が中国に気兼ねしたからだ――。 実際、当初の一連の対応は首相が習氏訪日を意識したとする報道もある。 ただし、自民党の一部を含む「反中」の人々は元々、尖閣や香港問題を抱える最中に習氏が国賓として来日することに反対していた点は踏まえておく必要がある。 一部でなく中国全土からの入国を制限していたら、こんな事態にならなかったかどうかもまだ分からない。今後の検証が必要だ。 それにしても、新型肺炎をめぐって強固な支持基盤まで崩れ始めた点が重要だ。「桜を見る会」や検察人事の疑惑がますます深まっている中で、首相は政権発足以来、最も苦しい状況に置かれているのは間違いないと思う。 実は私が不安になるのは、こうして追い込まれた安倍首相が冷静さを失うことだ。 「政府対応に問題はない」「東京オリンピックは大丈夫」とアピールしようとして、例によって事実やデータを覆い隠すのではないか。そんな心配がある。 検査が容易でないことへの説明も足りない。「検査を制限するのは感染が認定される総数を抑えようとしているのではないか」という疑問の声は消えない。 批判されている「ダイヤモンド・プリンセス」の対応だけではない。何より国のトップに大切なのは起きている事実を謙虚に見つめて、ごまかすことなく国民に説明することだ。 【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆「起きている事実を謙虚に見つめごまかすこと無く国民に説明」するなんてアベさんに出来っこない。まず「謙虚」が無理、カレの辞書には謙虚という文字はない。そして「ごまかすこと無く」も無理。なにせ息を吐くようにウソをついてしまうお方だ。ごまかすなというのは息をするなと言うに等しい。与良さん、ユーモアとアイロニーと権力への批判が織り混ざった名文ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.02.26 20:35:35
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