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寝言は寝て語れ (旧analyzer的独白)

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2020.05.09
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カテゴリ:時事&立腹
感染ゼロ岩手で「コロナ県!」 県外ナンバー中傷相次ぐ
朝日新聞デジタル 2020年5月9日12時26分

 県外ナンバーの車に乗る県内進出企業の関係者らへの誹謗・中傷があるとして、岩手県北上市の高橋敏彦市長は、市の公式ホームページで「冷静な対応」を市民に要請するメッセージを公表した。8日の定例会見で「北上市は歴史的に市外から来られた人をもてなす空気があると自負しているだけに残念」と述べた。

 メッセージで高橋市長は「市内企業に勤務されているご家族をはじめ、職場の方やその取引先など関係者に対する誹謗・中傷の相談を受けている」としたうえで「他県から転居してきたこと等を理由とした、不当な『差別・いやがらせ・偏見・いじめ』は決して許されない。是非とも落ち着いて冷静な対応をお願いするとともに、子どもたちにも仲間を傷つけるような言葉づかいや態度をとらず、思いやりをもって行動するよう声をかけていただきたい」などと記した。

 同市の対策本部などによると、4月以降、県外ナンバーの車を持つ市民らから把握しているだけで2件の相談があった。1件は車の近くで「他県から来るな」と言われたという内容。もう1件は県に寄せられた転勤者の投書で、小学生と中学生の子どもが同級生に「コロナ県」とからかわれたという内容だった。転勤者は国内で感染者が確認されるより前に市内へ引っ越してきたという。

 県保健福祉企画室によると、県には6日までに10件ほどのコロナ関連の投書が届いた。県外ナンバーというだけであおり運転をされた、いやがらせを受けた――などの内容という。

 県は8日、HPにメッセージを出し、「思いやりのある行動」を呼びかけた。新型コロナウイルス感染症対策担当の阿部匡寛・特命課長は「岩手は復興途中で、支援のため来ている車もたくさんいる。県外というだけで不当な扱いを受けるのは心苦しい」と話した。

【朝日新聞デジタル;元記事はこちら


 ◆2004年中越地震のときの話なんですが(幸いわたしの住んでいた新潟市は被害はなかった)翌日から被災した現地のお見舞いお手伝いに行った時、電気・ガス・水道・電話等ライフラインの不通はもちろん、あちこち山肌が崩れていたり電信柱が軒並み傾いていたり道路が盛り上がったり陥没したりお墓がバタバタ倒れていたり、いろんなことが起こっていて「こんなことなって元の生活に戻れる日は来るんだろうか」とすごく不安になりました。

 あの時のことで鮮明に覚えているのは翌日以降、電気関係や自衛隊・物流関係を含めて県外ナンバーの働くクルマがたくさん来てくれてわたし達を助けてくれたこと。すれ違うクルマの中でわたしは「ありがとうございます」と手をあわせました。地震の翌々日にはもう「えっ?そんな遠くから来てくれたの?」というような他県ナンバーを何台も見かけました。込み上げるくらい感動したことを今でも覚えています。

 新型コロナ関連で他県ナンバー攻撃は岩手県だけじゃなく徳島県でもニュースになっていたと記憶します。「来て欲しくない」という気持ちは解らないではないけれども、これまでさんざん助けてもらったじゃないですか。この先もまた災害で助けられる日が来ますよ。理由なく県外から来てそこに居るわけじゃない。みんなお互い様だと思うんです。こころの狭い正義漢気取りはまちがいです。やっぱりコレひととして恥ずかしいですよ。





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最終更新日  2020.05.09 22:09:17
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