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カテゴリ:時事&立腹
若手を任命拒否した理由「若手が十分いない」 支離滅裂で混迷深めた菅首相の答弁 毎日新聞 2020年11月2日21時43分 2日の衆院予算委員会で、日本学術会議に関する政府・自民党と野党の議論は堂々巡りの展開となった。菅義偉首相は会員候補6人の任命を拒否した理由の説明で核心を避け続け、学術会議のあり方を問題視する自民党と歩調を合わせた。野党は「論点のすり替え」と反発を強め、首相への追及を続ける方針だ。 総務省課長の更迭とは「全く違う」 「いやいや、それはもう表になっている人ですから。それと今回の任命権とは全く違うんじゃないでしょうか」。首相は自著「政治家の覚悟」の中にかつて総務省課長を更迭した理由を述べた章があると立憲民主党の今井雅人氏から指摘され、6人の任命拒否理由を明らかにするよう迫られると、色をなして反論した。 今井氏は6人が安全保障関連法など政府の政策に反対したことと任命拒否理由の関連を追及。首相が「政府の法案に反対したからではない」とする一方、直接的な理由の説明を拒むと、「片方が話せて片方が話せないでは納得できない。狙い撃ちではないか」と食い下がった。それでも、首相は「課長の人事は表になっている」と繰り返すばかり。6人が任命拒否された事実も明らかになっているにもかかわらず、分かりにくい答弁を続けた。 個別人事の理由はあくまで説明しないとの立場を貫く政府。菅首相は安倍政権の官房長官時代に内閣人事局を背景に官僚に対する人事権を掌握し、官僚の過度な忖度を招いたと指摘されてきた。野党はこの日の予算委で、菅氏の政治手法に焦点を当てて追及した。 立憲の奥野総一郎氏は菅首相の著書について「これは『忖度』のススメだ。理由を明かさず人事をする、おれの意を察して働け、と。今回の学術会議の手法もそうだ」と指摘。同党の江田憲司氏も「(首相が)国民のためにならないことに腹をくくると、こんな厄介な政治家はいない。その象徴的事例が任命拒否の問題だ」と述べた。(以下略) 【毎日新聞;元記事はこちら】 ◆スガ氏の政治姿勢がよくわかる事件が政権発足と同時に表になったということだろうと思う。要するにスガ氏は情報を集めて「強権的」な人事手法と「高圧的」「一方的」な物言いで一国の首相までのし上がったのだ。「選挙で約束して勝ってきたんだから官僚が反対するな」というのが正義と思っているらしい。官僚による忖度の元凶はこの人ではないか。一連の発言の中に誠実さは見えてこない。 一国の首相としての高邁な理想や知性は感じられない。ただ「ふるさと納税」だの「携帯電話料金値下げ」だの「GoToトラベル」だの些末な政策をコツコツ積み上げるだけ。「自助共助公助・絆」とか言われてもそれがニッポン丸の行先なの?違うんじゃないか?という感じ。最悪の宰相アベ氏のあとだからちっとはマシだろうと期待したのだが、残念ながら金太郎飴だったみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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