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カテゴリ:時事&立腹
ウガンダ選手団、PCR検査1人陽性 成田空港で判明 朝日新聞デジタル 2021年6月20日0時41分 東京五輪・パラリンピックに出場する東アフリカ・ウガンダの選手団9人が19日夕、成田空港に到着。このうちの1人が、空港での新型コロナウイルスのPCR検査で陽性だったことがわかった。内閣官房が明らかにした。来日した海外の五輪選手団で陽性が判明したのは初めて。 来日したのはボクシングや重量挙げ、水泳の選手とコーチら。内閣官房によると、全員が出国前にアストラゼネカ社製のワクチンを2回接種。出国96時間以内に2回のPCR検査を受け、陰性証明書を持っていたという。 選手団は19日午後6時すぎ、一般客約80人が降りた後、マスク姿で1列になって到着ゲートに姿を見せた。その後、空港検疫で唾液による抗原検査を受けたが、1人は結果が出なかったためPCR検査を受けたところ、陽性だとわかった。残りの選手らは20日未明、事前合宿地の大阪府泉佐野市へ夜行の貸し切りバスで移動を始めた。(以下略) 【朝日新聞デジタル;元記事はこちらへ】 安全・安心な東京五輪「できない」64% 毎日新聞世論調査 毎日新聞 2021/6/19 17:54 毎日新聞と社会調査研究センターは19日、全国世論調査を実施した。東京オリンピック・パラリンピックに関して、政府が国内の観客を入れて開催する検討をしていることについて「妥当だ」との回答は22%にとどまった。「国内の観客も入れずに無観客で開催すべきだ」は31%に上った。5月22日の前回調査で「無観客で開催すべきだ」は13%だった。「中止すべきだ」は30%で前回(40%)より10ポイント減少し、「再び延期すべきだ」は12%で前回(23%)より11ポイント下がった。「中止」と「再延期」を合わせて4割超となった。「わからない」は5%(前回3%)だった。 菅義偉首相は東京五輪について「安全・安心な大会を実現する」と繰り返している。安全、安心な形で開催できると思うかとの問いでは、「できると思う」は20%にとどまり、「できるとは思わない」は64%に上った。(以下略) 【毎日新聞;元記事はこちらへ】 ◆スガ政権は世論がどうあれ五輪を開催する道を選んだ。野党が国会でどう追求しても「安全・安心な大会を実現する」と言うだけで具体的な答弁をせず逃げ切った。強行開催し安心安全のオリパラ後に解散総選挙するしかないという賭けだ。開幕までもう1ヶ月しかない。「中止」「延期」回答が減ったのはこの期に及んで中止することはできないだろうという忖度(諦め?)が世論にも表れていると思われる。 ウガンダ選手団だけでなくこれから来日する選手・関係者数万人からどれだけの感染者が入国するのか。出国前にワクチン接種を済ませPCR検査陰性であっても到着後こうして陽性者が発見される。発見できずにすり抜けるものもあるだろう。バスで移動すればそこで感染は拡がるかもしれない。運転手がもらって帰れば家族に家庭内感染するだろう。運転手にはワクチン接種が終わっているわけではないと聞いた。当然その家族は終わっていないだろう。 わたしはオリンピックとは全く関係のない地方にいる。ここ数日やっと感染確認者発表がゼロに近づいてきたが、感染はどう拡大してくるか分からない。わたしはスガ氏が言うような「安心安全な大会」は実現できないだろうと考える多数派のひとりです。アスリートのためのオリンピックは必要かもしれないがオリンピックファミリーのための盛大な大会なら要らないと考える。このコロナ禍はオリンピックの在り方を考える機会になればいいと思う。 話は逸れるが、東京の感染確認者数は「下げ止まって」いると表現されている。もっと分かりやすくいえば「減らなくなって」いるんだ。“下げ止まり”とは「相場の下落が止まる」ことなのであってこれには「下げが止まってよかった」という「良い」印象が滲んでしまう。実際には下がらなくなっているのであるから「良くない」事なのにその悪さが伝わらない。上手に悪いニュースの印象操作をしている感じがする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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