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カテゴリ:時事&立腹
菅首相のメッセージ発信に疑問符 記者会見で答えない、はぐらかす 東京新聞TOKYO Web 2021年8月21日08時57分(共同通信) 17日、記者会見する菅首相=首相官邸 新型コロナウイルスの感染防止を呼び掛ける菅義偉首相の姿勢が、疑問視されている。記者会見で質問にまともに答えず、はぐらかす場面が目立つ。再質問を認めないなどの会見のルールも、十分な質問をする妨げになっている。感染爆発を抑えるには市民の協力が不可欠だが、メッセージを真摯に発信しているようには見えない。 「混雑した場所への外出を半分減らすなど協力をお願いする」 菅首相は17日の会見でこう述べた。しかし直後に報道機関から「7月末の会見では『(感染拡大の)波を収めるのが私の責任』と述べた。自身の責任をどう考えるか」との代表質問を受けると「国民の命と安全を守る覚悟の下に、効果のある対策をやり抜く決意に変わりはない」とし、責任には触れなかった。 代表質問の内容は、報道機関側が事前に首相官邸に伝えている。回答を準備できるにもかかわらず、無視した形だ。会見では「原稿の棒読みが指摘されている。どのように政治のメッセージを伝えていくのか」との質問も出たが、やはり、まともに答えなかった。 質問に正面から答えない姿勢は、官房長官当時から変わらない。追及するような質問には「その指摘は当たらない」と、木で鼻をくくったような回答をしていた。 評論家の荻上チキさんは、17日の会見内容を批判し「市民との信頼関係の構築が苦手で、コロナ禍の対応に向いていない」と言い切った。 【東京新聞 TOKYO Web;元記事はこちらへ】 ◆記者やその後ろにいる国民と信頼関係を築こうなんて考えているとは思えない。ただ単に言質を取られないように誤ったことを言わないように突っ込まれないように失敗しないように、具体的な答えを意図的に避けている。つまり記者の質問に記者が想定する答えをあえてしないようにしている。想定問答に乗れば二の矢で突っ込まれるから「答えない、はぐらかす」こととなる。 ご丁寧にスガ氏の記者会見は「ひとり質問はひとつ」というおかしなルールで行われている。答えなくてもはぐらかしても「首相違います!」「答えていません」と再質問されることはない。質疑時間も短く設定されている。質問がなくなるまで受けるなんてことは絶対にやらない。「その指摘は当たらない」と記者の質問から逃げ回っているようなヤツにはリーダーはできないし国民にメッセージが伝わろうはずがない。人出が減らないのにはちゃんと理由があるんだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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