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寝言は寝て語れ (旧analyzer的独白)

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2022.02.11
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テーマ:ニュース(100006)
カテゴリ:時事&立腹
岡山女児死亡、児相「軽度の虐待」と判断 事件1カ月前女児に会えず
毎日新聞 2022/2/10 19:44

 岡山市で当時5歳だった西田真愛ちゃんが虐待され、その後死亡した事件で、市こども総合相談所(児相)が事件の約2年前、虐待のレベルを最も低い「軽度」と判断し、虐待に関する通告が相次いだ後も評価を変えていなかったことが判明した。事件の1カ月前には担当者が家庭訪問したものの真愛ちゃんと会えず、その後も再訪問の日程を調整していなかった。市は今後、対応に改善すべき点がないか検証する方針だ。

 岡山県警は10日、真愛ちゃんを長時間、鍋の中に立たせるなどしたとして、強要容疑で逮捕した母親の西田◆と内縁の夫の船橋誠◆の両容疑者を送検した。死亡に至った詳しい経緯を調べる。

 市は厚生労働省の指針に基づき、虐待レベルを最重度、重度、中度、軽度の4段階に分類している。

 児相によると、2019年3月、「母親の養育が心配」と西田容疑者について最初の通告があり、翌月には船橋容疑者について「暴力が疑われる」との通告があった。児相が面接した際、真愛ちゃんの額に10円玉ほどのあざがあったが、西田容疑者は「どこかでぶつけたかもしれない」と説明。船橋容疑者については「そういう人はいない」と存在を否定したという。

 児相は19年7月、「日常的な暴力が認められない」として、虐待を「軽度」と判断。真愛ちゃんが幼稚園に通っており、外部の目に触れることなどを踏まえ、面談の頻度を3~4カ月に1回と決めた。

 20年9月、船橋容疑者が墓地で真愛ちゃんを立たせて激しくしかっているとの通報が県警にあり、児相が真愛ちゃんを一時保護。児相はこの時初めて船橋容疑者と面談したが、暴行の形跡がないことや反省している点を踏まえ、14日間で保護を解除。虐待レベルの評価や面談の頻度は変えなかった。

 21年8月、児相の担当者が家庭訪問すると、西田容疑者は真愛ちゃんについて「親戚の家に行っている」と説明。再訪問の日程調整ができないまま、翌月に事件が起きた。児相は一時保護を解除した後、船橋容疑者とは直接面談できず、電話で1回話しただけだったという。

 児相は「担当の児童福祉司が複数の案件を抱えて手が回らなかった。管理者としてどうにかできなかったかという思いはある」と話している。(以下略)

【毎日新聞;元記事はこちらへ】


 ◆前夫の子供に交際相手の男性が暴力を振るうのはこれまでいくらでもあった殺人事件だ。「ああ、まただ!」なのである。岡山市児童相談所は何もできなかった。児相の担当者はたくさんの案件を抱え手が回らないほど忙しかったのかもしれない。しかし結果の悲惨さ重大さを思えば岡山市の児相には組織として「不作為犯」が該当するのではないかと思う。言い過ぎだろうか。危険を心配する通報はあったのに「管理者としてどうにかできなかったかという思いはある」は無責任な発言に聞こえる。

 バカ母と実行犯の交際相手の罪は司法によって厳しく裁かれるだろう。わたしが思う問題はそこではない。岡山市には責任があるのかないのかだ。児相の誰が語った言い訳か知らないけれどまるで他人事のような「どうにかできなかったかという思いはある」はちょっと許せない感じだ。親方日の丸だからそれでいいのか。問題意識を持って掘り下げてくれるマスコミはないか。





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最終更新日  2022.02.12 22:37:12
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