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カテゴリ:時事&立腹
ロシア政府系TVの生放送で突然「戦争反対」ディレクターを拘束 毎日新聞 2022/3/15 07:19 ウクライナへの侵攻を続けるロシアの政府系テレビ局「第1チャンネル」のニュース番組で14日、反戦を訴えるプラカードを持った女性ディレクターが画面に映り込み、その後警察に拘束された。ロシアメディアが伝えた。プラカードには「プロパガンダを信じないで」と書かれており、その時の映像や画像がソーシャルメディアを通じて広まっている。 報道によると、女性はマリーナ・オブシャニコワさん。映像では、ニュースを読むキャスターの後ろに「NO WAR」(戦争反対)と書かれたプラカードを持ったオブシャニコワさんが突然登場する。ロシア語で「ここであなたはだまされている」と番組内容を信じないよう訴えるメッセージも書かれていた。 オブシャニコワさんはインターネット上にビデオ声明も発表。父がウクライナ人、母がロシア人であることを明かし、「今ウクライナで起きていることは犯罪だ。ロシアは侵略国であり、侵略の責任は1人の人物、ウラジーミル・プーチン(露大統領)の良心にある」と指摘。「テレビ画面でうそを話すのを許してきたのが恥ずかしい」と述べ、「兄弟殺しの汚名は今後10世代は続く」としてロシア国民に反戦活動を呼びかけている。 ロシアでは3月4日、ロシア軍の活動に関する情報統制を強める法改正が成立した。タス通信によると、オブシャニコワさんはこの法改正で新たにできた軍の信用を傷つける活動の罪に問われる可能性がある。第1チャンネルは「生放送中に起きた事故について調査している」とコメントしているという。 【毎日新聞;元記事はコチラへ】 ◆プーチンを追い詰めるのはバイデンでもNATOでも経済制裁でもなくロシア市民だと思う。いくら情報統制しても良識ある市民はこうして「NO」を突きつける。とても勇気ある行動だ。良識は共感を呼び行動につながり一般の人々を巻き込み大きなうねりになるだろう。そうなることを願っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.03.15 22:54:31
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