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カテゴリ:時事&立腹
アベノミクス批判にブチ切れ 何様なのだ安倍晋三元首相 日刊ゲンダイ 2022/06/04 17:00 いったいこの男は、何様なのか。3日の朝日新聞を読んだ読者は、さすがに、怒り、呆れ返ったに違いない。安倍晋三元首相のふざけ切った態度が詳細に書かれていたからだ。 <安倍氏「アベノミクスをなんだと」>とのタイトルが掲げられた1面の記事は、生々しい。「アベノミクス」をめぐり、自民党議員を恫喝したという。 舞台となったのは、自民党の「財政健全化推進本部」だ。岸田総裁直轄の組織である。政府の「骨太の方針」に自分たちの経済政策を反映させようとメンバーが議論を重ねていた。提言案には、次の一文が盛り込まれていた。 <近年、多くの経済政策が実施されてきたが、結果として過去30年間のわが国の経済成長は主要先進国の中で最低レベル>。また、<初任給は30年前とあまり変わらず、国際的には人件費で見ても「安い日本」となりつつある>との分析も記されていた。いずれも、客観的な事実を書いただけのものだ。 ところが、提言案を“アベノミクス批判”だと受け止めた安倍晋三は、5月19日、推進本部の事務局長をしている自民党議員に電話をかけ、怒気をはらんだ声で「君はアベノミクスを批判するのか?」と脅し、「周りはアベノミクスの批判だと言っているぞ」と迫ったという。 電話を切ったあとも、「誰があんなバカな提言を書いたんだ」と周囲に言い捨て、「安い日本という表現もおかしい。アベノミクスをなんだと思っているんだ」と、怒りをぶちまけたという。 その後、安倍の息のかかった議員が推進本部で「『安い日本』という自虐的な表現はやめてほしい」などと注文をつけ、結局、一連の文言は提言案から削除されてしまったという。 しかし、「安い日本」も「経済成長は最低レベル」も、紛れもない事実だ。なのに、元首相が“気に入らない”と恫喝し、提言から消えるなんて、こんなバカなことが許されるのか。 「アベノミクスが失敗に終わったことは、もはや隠しようがない事実です。庶民にはまったく恩恵がなかった。なにしろ、2021年の実質賃金指数は、安倍政権が発足した2012年を下回っている。非正規労働者が4割に達するなど、格差を拡大させただけでした。でも、8年間も総理をやりながらレガシーがない安倍さんは、アベノミクスまで否定されると存在を全否定されることになるので、嘘でもいいから“アベノミクスは成功だった”ということにしたいのでしょう」(立正大名誉教授・金子勝氏) この男、どう考えても、常軌を逸している。(以下略) 【日刊ゲンダイ;元記事はこちらへ】 ◆“アベのミス”は経済だけじゃない。「森友疑惑」「加計疑惑」「桜疑惑」憲政史上初の疑惑の3連発。サクラでは国会で事実と違う答弁を118回。オマケに大好きな外交ではお金を湯水のように使った割には目立った成果はゼロ。拉致被害者は帰らず、北方領土も返らず。韓国中国との関係は最悪レベル。コロナ対策では“アベノマスク”で国民の失笑を買い任期途中で得意のトンズラ。 アベノミクスは借金返済を次世代に任せてジャブジャブお金を市場に流して株価を上げて企業や機関投資家を儲けさせただけ。実体経済は上がらず庶民の所得は上がるどころかジワジワ下がる一方。特に若い世代は悲惨。正規労働者になれない不安定な労働では結婚にも出産にも積極的になれない。出生数過去最低の81万人は分かりやすいアベ失政の証拠でしょう。 アベノミクスはただ失敗しただけじゃない。低金利政策の出口が来れば今度は国債償還の金利も上がり一般会計は逼迫し増税で国民負担も上がる。その頃はアベ氏は永田町からトンズラし知らん顔、議員年金で悠々自適の高笑いか。小市民のわたしはウクライナ侵略のプーチンに天罰をと祈っているが同様にアベ氏にバチが当たることを願っているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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