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石破首相、続投の意向表明 1強崩壊、野党との政策協議で政権維持へ 朝日新聞デジタル 2024年10月28日 20時12分 15年ぶりに自民、公明両党で過半数を割る結果となった衆院選から一夜明けた28日、石破茂首相(自民党総裁)は党本部での記者会見で、「厳しい安全保障環境、経済環境の中、国政は一時たりとも停滞は許されない」と述べ、自身の進退について「職責を果たしていきたい」と続投の意向を表明した。今回の衆院選で「自民1強」は崩壊し、政権基盤は流動化の様相を強める。強力な野党勢力が国会に出現する事態に、石破氏は野党側との政策協議で政権維持を図る方針だ。 石破氏は会見で、与党大敗の結果に「極めて厳しい審判を頂いた」と改めて語ったが、「政治改革や経済対策に先頭になって取り組む」と述べ、続投への意欲を強調。党執行部では、森山裕幹事長もすでに続投を表明しており、小泉進次郎選挙対策委員長だけが28日、引責辞任した。 与党は今回の衆院選で公示前から64議席減の215議席の獲得にとどまり、国会運営に欠かせない過半数(233議席)を割った。一方、立憲民主党は50議席増の148議席、国民民主党は4倍の28議席と大幅に勢力を拡大。石破氏は「(野党の)政策について、私どもの足らざるところ、改めるべきところは積極的に取り入れていきたい」と述べ、野党との政策協議に臨む方針を示した。ただ、「今、連立を想定しているわけではない」と語り、直ちに自公連立政権の枠組みの拡大を図ることには否定的な考えを示した。 石破氏はまた、自民派閥の裏金問題への対応が今回の大敗につながったとの見方を示し、「身内の論理あるいは党内の理屈を今後は一切排除し、『政治とカネ』については抜本的な改革を行う」と強調。①政策活動費の廃止②調査研究広報滞在費(旧文通費)の使途公開・残金返納③改正政治資金規正法に基づく第三者機関の早期設置――に取り組む考えを示した。(以下略) 【朝日新聞デジタル;元記事はこちらへ】 ◆ここまで負けてやっと自分たちのウラ金問題への対応が馬鹿げて甘かったことに気がつくなんて(まだ気がついていない自民党のセンセイも居るかも)つくづく政治家っていう生き物は自己都合で生きているものなんだなあと感心する。それほどまでに自民党には国民の声が届かないってことだ。それじゃダメだよね。 本来どうあるべきなのか、世の中の為にはどうすべきなのかという理屈ではなく、自分たちの為にどういう抜け穴を準備すべきか、どういう法律の建て付けにしておけば将来的にも都合がいいかという観点で政治資金規正法を議論してたってことです。厳しすぎちゃいけないって前提に立っていた。この先、身内の論理・党内の理屈を本当に排除するかどうかを注意深く見届けたいと思います。 この選挙で新潟では自民党が選挙区で全敗しました。ウラ金高鳥・細田はもちろん忖度塚田や寝返り鷲尾は比例にも引っかからず議席を失いました。パワハラ石崎は得票率が10%にも届かず供託金没収という憂き目に。新潟県の民意は自民党系に特に厳しかったみたいです。 高木・丸川落選には溜飲を下げましたが八王子が残念でした。野党が共闘していれば一泡吹かせることができたのに。 さて、この後首班指名はどうなるのか。自民党下野が好ましいが弱い与党として野党にペコペコせざるを得ない与党も見てみたい。どっちにしろまずはサッサと政治家を縛る政治資金規正法を納得できる改正をして来年の参院選を迎えてもらいたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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