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カテゴリ:中国駐在時代
次の日。 朝から緊張・・・ 季からの電話。 私に掛けて来ないとしても、それはもういい。(ムカつくが) 家を突き止め、 両親にも洗いざらい事情を話した。 いわば、追い詰めたのだ。 十中八九、掛けてくるだろう。 いつ? 誰に? *ここまでの話は消えた中国人従業員を捜せ!【六】 (別窓です)をご参照下さい。 ****************************** 午前中。 どうやら電話は、なかった。 午後。 商品検査手続や、何やかやで 事務所中バタバタしていた。 誰も電話があったと報告してこなかった。 夕方。 一段落ついて、 また思い出した。 「結局、今日電話掛けてこなかったですね~」 と日本人上司に話かけた。(斜め隣の席) すると上司は 「あ~、あったよ」 私 「え?電話あったんですか?何時頃?会社の電話に?」 上司 「え~と、お昼くらいかな~?俺の携帯にかかってきた」 私 「何て言ってました?」 上司 「土曜日・・・あさってか。会社に来て清算したいって…」 私 「そ~ですか~(笑顔)」 電話あったんだ~ 確実に私を避けている事は判明したけど (今度は上司にかけてるし!) 良かった 御両親に怒られたのかな? でも、あんたが悪いんだからね! 上司 「でも土曜日は俺、用事があって・・・ 断ったよ」 はぁ!!?? 私 「・・・ちょっと~!! 何考えてるんですか~!?」 上司 「・・・・・・(黙)」 私 「(怒りを抑えて)・・・土曜日、一体何の用事ですか?」 上司 「くーらーのしゅうり・・・」 私 「何てぇ!?」 上司 「クーラーの修理が来るから 家空けられへんねん。 何時に来るか分からんし」 私 「・・・・・・・・・・・・・ いい加減にして下さいよ!!! 私が、どれだけの時間と手間かけて、 わざわざあの子の家探して、 両親にまで話して、 ここまで来たと思ってるんですか!!! クーラーの修理なんて、 いつでも出来るでしょう!? 私が、そっち手伝っても、いいワケですよ! 何で断るんですか!!??」 上司 「・・・・・・」 スネた 本当は、 事の軽重くらい判断して下さい! クーラーの修理と、お金の回収と、どっちが優先事項ですか!? ちょっとは機転利かせて下さいよ!! ここまで言いたかったのだけど、飲み込んだ。 「・・・じゃあ、もう御自分でやって下さいね。 私、一切知りませんから。 もう家も分かってるし、 何かあったら胡にでも両親に督促させて下さいね」 私もツンツン。 上司は「ああ」と返事した。 そこからお互いに口を利かず。。。 また 倦怠期の夫婦みたいになってしまった・・・(-。-;;
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