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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:中国駐在時代
唐突ですが、周の話を再開しようと思います。
周のエスカレートする暴走振りに、「辞めさせよう」と決意した私。 *ここまでの話は 財務の不正常的私事電話【壱】 財務の不正常的私事電話【弐】 アクの強い財務【壱】 アクの強い財務【弐】 江蘇男VS浪速女 浪速女の陰険な逆襲【壱】 浪速女の陰険な逆襲【弐】 の順で流れてきておりますので、良かったら再度御覧になって下さい^^ 特に「私用電話の女」は今回のシリーズでも出てきますので、是非見ておいて下さい。 時間は、去年の今頃よりも、もう少し後。 国慶節が終わってすぐの頃でした。 ********************************************** 私が駐在していた中国現地企業は、現場の作業員は別として、 事務所勤務や主任クラスの人事については、 本社メンバーの許可を得ないと動かせない。 現地日本人上司は気が弱く、また変化を嫌う為、なかなか人を切ろうとせず。 故に本社メンバーの同意の下、日本人上司が反論できない状況を作らねばならない。 その為には、私が会議の席で議題に出し、本社メンバーに周を辞めさせる 必要がある事を認識させねばならない。 大方の作戦はこう。 1)いつもの会議内容が終わった頃、私が議題として出す。 2)周の現状を説明する。 3)上司がハンドル不可能になっている事を説明する。 4)本社メンバーを納得させ、新しい人員を雇う事を同意させる。 5)表向きには手が足りないから、等という理由で新しい財務を雇い、 6)新しい財務が業務を把握した頃、 7)周の労働契約期限が切れる(毎年3月末) 8)が、次の更新はしない。。。 新しい財務を雇ったり、労働契約のネゴはこちらの仕事だから、 肝心なのは1)~4)。 本社メンバー相手に如何に説得するか。 ********************************************** 2005年10月の二週目。 本社メンバーが来た。 経理部長・総務課長・営業課長・技術部主任。 いつものように生産・販売・財務に関する議題を話し終えて、 「他には?」 と経理部長が聞いた。 皆、他の人をチラと伺い、目線を下に落とす。 「ないか? ・・・それでは。」 と経理部長が立ち上がりかけた時、 「すみません!」 と私が手を挙げた。 「・・・周の事について、お話したいんですが」 現地日本人上司が怪訝な顔をした。 「どうぞ」 と経理部長。 他のメンバーも皆、座りなおした。 ・・・ちょっと緊張するな。 深呼吸して・・・ 「・・・実は、最近の周がですね・・・」 と、私は話し始めた。 つづく。 ←是非1票お願いします^^(別窓) ←こちらも是非!非常感謝^^(別窓) ********************************************************** 周の話は随分、間が空いてしまいました。 重い話になりそうなので、先延ばしにしてしまいました^^;; また長編になりそうです・・・ お楽しみ頂けると嬉しいのですが。 あ、もしかすると、間に、今控えている中国客観光アテンドの話も入れるかもしれません。 TDRの他、京都や東京も観光するようです。 最初、役得と喜んでましたが。 ハプニング沢山起きそう・・・^^;; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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