ここで会議参加者を御紹介しておきますが、
経理部長…泣く子も中国人も黙る強面&ストレート。怒ると大魔神に変身!!54歳。
総務課長…駄洒落大好き。言えば言うほど寒い。けど本人はマイペース。51歳。
営業課長…温厚な人柄。いつも温かく部下を見守ってくれている。40代。
技術主任…仕事は真面目。物言いはストレート。プライベートでは柔らかい。30代。
現地日本人上司…気が弱く優しすぎる人柄。瞬間湯沸かし器の私とは正反対。
仕事で度々、私と倦怠期状態になる。ここでは名前を「竹山さん」とします。53歳。
そして、私^^
*ここまでの話はアクの強い財務を辞めさせる話【壱】を御参照下さい^^
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「実は、最近の周なんですが・・・
扱いにくいというか、何というか…度々指示に逆らいます」
と私は言った。
「そうなのか?」と経理部長が竹山さん(日本人上司)に聞く。
竹山さんは「え~、それは…」と顔を真っ赤にして、しどろもどろ。
気の弱い竹山さんは、経理部長を恐れまくっている。
「そうなのか?」と聞かれても「そうです」とも「違います」とも言えない。
しかし、
こうなる事は計算済み
それを見越しての会議の席での発言である。
案の定、何も言えないのを確認して。
「この間もですね…」と続け、先日の周と私との激しい口論江蘇男VS浪速女を説明した。
経理部長は勿論、総務課長も(駄洒落も言わず)皆黙って聞いていた。
実は、総務課長は、ここ駐在先で何が起こっているのか殆ど知っている
何故か?
竹山さんでは頼りにならないので、
私が事あるごとに相談していたから
総務課長は経理部長から絶大な信頼を置かれている。
経理部長の発言権は強大。
しかし私が直接相談するのは、はばかられる。(怖いし…)
そこで経理部長と懇意な総務課長に相談する事で、仕事上でかなり助けてもらっていた。
もう一つ。
総務課長は、竹山さんと仲が悪い。
私が発言している間、
「えぇ!」「そりゃイカンな」、いい相槌打ってくれている^^
「・・・それで?」と経理部長が聞いた。
「私は、周はもはや誰にもハンドル不可能だと思います」とキッパリ言った。
全員が「・・・」と考え込んだ時。
「でも周がおらんようになったら、どうするねん?」と竹山さん。
この人は…
目先の事ばかり…!
周を切るのは最終的には、あなたの為なのに!
「周の代わりの者を入れて業務引き継がせれば良いでしょう?
大体、竹山さんが一番、扱えてないんじゃないですか!?」と私。
竹山さんは顔を真っ赤にして黙りこんだ。
「・・・そうか、分かった」と経理部長。
やったっ!!私の説明、分かってくれた???
これで周を退職させる決を取って…
机の下で握りこぶし。
経理部長 「周を呼んで来い」
私 「・・・は?」
経理部長 「周を呼んで来い!」
私 「ええっ!!」
経理部長、いつの間にか、すごい顔になってる・・・
大魔神に変身してるよ~
言い出したら聞かない人だから、言う事聞かねばなるまい。。
で、でも!
もし周が切れたら??
経理部長が応戦したら??
もうシャレにならない
一回もめたら、とことんもめるの分かってるもの。。
周がまた「国税局に言う」だの「絶対に辞めない」なんて居直りかねん。
一番それを恐れて穏やかに事を運ぼうとしているのに。。。
ここで大魔神(経理部長)とスネオ(周)がもめたら…
私の計画ぶち壊しだ!!!
「け、経理部長、お願いがあります!
あくまで冷静に話をして頂けますか?
先程話したように、周は、切れたら手がつけられません。
誰に何を言うか分かりません。
あくまで冷静に。
その点だけはお願いできますか!?」
懇願する私。。。
「・・・私がそんな事するわけないだろ~。状況を聞くだけだ」
経理部長が急に軟化。
通じたか。。ホッ
でも油断ならんな~(私と同じ瞬間湯沸かし器だから)
しかし、しかたない…
「では、呼んできますね・・・」と私は立ち上がった。
私の計算が、
初っ端から、
狂っている。。。エ~ン
つづく。
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