帰宅して夜8時ごろ。
ピローン、ピローン!と携帯にショートメールが入ってきた。
急いで見る。
「ニイハオ!お久しぶりですね。」
あの人だ!
返事が返ってきた!
急いでカーソルを下に送る。
「周は職業道徳のかけらもありません!最低です!」
辛らつな言葉が並ぶ。。
この人も周の事、嫌ってたもんな~…
…どんどん読む。
全部で5件(!)あった。
そうか、そういう方法があるか。。。
メールにあった方法とは…
会社が進出した時、日本人現地責任者は誰も中国会計を熟知しておらず。
財務を担当していたのは周一人。
今まで周の進言通りに財務処理を行ってきた。
責任者は外国人。
周の言う事を信用するのも無理はない。
もし周が国税に告発したなら、会社も出るところに出て、周の言いなりだったと証言する。
会社もダメージは受けるが、周も財務の資格剥奪など相応の厳しい処罰は下ります。
全て、
周にひっかぶせる事!
相打ち覚悟か…(汗)
最後に、こう書いてあった。
周も、まるでバカではないでしょうから。
きっと、このくらいの事は考えていると思います。
あの小心者の小男が、
自らの危険を冒してまで告発するとは、私は考えていません。
…その通りだ。
恐怖会議に呼ばれただけで、舞い上がって会社を脅すような小心者。
自分の人生を棒に振るかもしれないような危険な賭けはしないだろう。。。
電話して 「謝謝nin,非常感謝!」 何度も御礼を言った。
「こんな事、何でもない」 と彼女は何度も言った。
ホント有難う。
仕事も、すごい出来たし。
頭のいい人だったんだな。。。
過去の事は置いといて、的を射た助言をくれた彼女。
このメールの主は、
以前に出てきた私用電話の女でした。。。
*この話は続きモノになっています。宜しければ
【七】アクの強い財務を辞めさせる話を御参照下さい。
つづく
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私用電話の女は、本当に仕事がよくできた人で。
周が適当にやっていた財務処理を
たった三ヶ月で、全て立て直してくれた人でした。
あの問題の私用電話は殆どが方言でしたが、
時々話す普通話や表情から、ただの遊びの電話では、なさそうでした。
もしかしたら、あの私用電話の内容は
私と同じように、彼女を頼ってきていた人と話していたのかも…なんて、思ったのでした。。