CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

≪再び東方花園≫

台湾人上司からの突然の電話。

「東方花園、譲ってほしいんだけど…」

譲ってくれと言われても…
正直、とんでもない物件だもん。（困惑）


いつもなら
「あそこは駄目。もう、とんでもない所でさー（´ロ｀；；」

と反応する所だったけど。。

何だか、この時は
「賺 銭」（金稼ぎ）モードで。

（￥v￥） ←多分こんな顔になっていた

電話しながら考えていた。

『押し付けるか？だって向こうから欲しいって言ってきたんだもん』（悪魔）

『いやいや、駄目だよ。この人にどれだけお世話になったよ？』（天使）

この台湾人上司は、対中にオタオタしていた私に
対大陸人のイロハを教えてくれた言わば師匠。。

葛藤の末…

天使（良心）が勝った！自分でもホッとした。

「東方花園は今とんでもない事になっていて、とてもお勧めできない。
掲示板のアドレスをあげるから自分で見て判断して」

と電話を切った。


30分後。

「取り敢えず前向きに考えたい」とまた電話。

ホンマかいな？（また困惑）
やっぱり将来の一等地だから？

まあ、そこまで言うなら、と。

仮に譲る場合の話を詰めた。

東方花園は最初の価格では、予約者の名義でしか正式契約を
結べない事にしているから、どうしても私自身が契約せざるを得ない。

もし、あなたが本当に欲しいなら名義を貸すよ。

支払いは、あなたが行う。

あなたが完納すれば権利証の名義はあなたに書き換えるよ。

でも私もリスクはある訳だし、
謝礼金として最低1万元（約13万円）は欲しい。

他の人なら信用できないから絶対こんな事はしないし、
しても謝礼金は、もっともらうよ。

これでも良ければ考えてもいいと思ってる。

どう？


台湾人上司は

上記の要求はもっともだ、と納得し
東方花園に動きがあれば、教えてくれ、

と言って電話を切った。

理解できんわ～

思いながらも、
1万元（約13万円）かあ～（￥v￥）と

きっと私の顔も欲で突っ張っていたと思う。

こういう事は続くものなのか。



数週間後。多分2005年の5月くらい。


取引先の代社長から電話があった。

「あこ小姐、お久しぶり。ちょっと話があるんだけど…」

呼び出されて向かった喫茶店で

「ウチの会社に投資しない？」

と切り出された。


おいおい

また、お金の話ぃ～（´ロ｀；；




つづく。


この話はシリーズ物になっています。
宜しければ【15】中国で不動産を買おうとした話（別窓）も御参照下さい＾＾


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