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CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

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2006/11/25
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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:中国の伝統文化

≪胡小姐の場合.1≫

0603胡婚紗照片ba.JPG

この結婚写真は、以前の話にも出てきた総務の胡小姐と旦那さん。
今年の3月にメデタく結婚し、
写真を送ってきてくれました^^

スッピンの顔しか見た事なかったから、
綺麗でビックリ!!


この彼女の結婚については、
最初から成り行きを聞いていたので、
ちょっと紹介したいと思います。

*********************************************************

胡小姐は元々河北人。
お兄さんが結婚して江蘇に住んでいるので、
それを頼って仕事を見つけに来て、ウチの会社に入りました。

そろそろお年頃だから(26歳)、と。

去年の春、義理の姉さんから紹介されたという男性は、

●勤務先は台湾企業
●持ち家(親からもらった)
●本地人(地元戸籍)

重要なのは「家付き」という点。

中国の人って、結婚相手が持ち家がどうかをすごく気にするな。

「家くらいないと嫁もらえない」

と皆、言ってた。

あの江蘇の中途半端な街でも、昔ならともかく、
今なら平米2500元はするようになったのに。

もし新しく買うっていうなら男性側は大変な負担だと思う。

義理のお姉さんは「彼で手を打ちなさい!!」と、
とても勧めたんだとか。(家あるからお化け

胡小姐も、好みではなかったものの
結婚を前提とする条件としてはOKだったので
取り敢えず付き合う事に。

何度かデートもして。

彼はとても優しい性格だったらしく。
何でも彼女のいう事を聞く。

そんな彼に胡小姐は物足りずイライラして

「ついて来ないで!あっち行って!」

等、ツンツンの態度。

しかし彼は意にも介さず、

「好きだから、しようがないじゃない」等と言って諦めず。

***********************************************************

私は会社の女性従業員の中では、胡小姐と親しい方で。

「今、こんな状態なんです」

と休み時間なんかに聞いていまして。
(私は「うんうん、それで?それで???」⇒オバサン状態^^;;)

ホントはお悩み相談も受けたかったんだけど、

でもね。。

日本と中国じゃ、環境が違うから、
具体的なアドバイスなんて無理。

まず、経済的な事。
お給料や物価も全然違うしね。

また持ち家にこだわる感覚が。(つまりは経済力だけど)

「若けりゃ、最初は借家でいいんじゃない?」
「好きなら、どこに住んでもいいんじゃないの?」

なんて言っても、受け入れてもらえないし。。。


この彼の出現前に胡小姐から聞いた話。


胡小姐は18歳くらいの時に、
故郷で、とても好きな人がいたらしく。

でも彼の家が貧しかったので、
胡パパの猛反対にあい、彼が胡小姐から離れていったらしい。

「私、彼の為なら、どんな事でも耐えるつもりでいたんです」

涙をボロボロ流しながら話す彼女に、
胸が痛くなりました。


中国の子も冷めてるようで、
そういう恋愛するんだ~…


*******************


以前の話を知っているだけに、
私が言えたのは

私 「自分の気持ちを大事にしてな~」

胡 「私、彼は嫌いじゃありませんから。どっちか言うと好きかも」

私 「そうなんだ。じゃ、前進あるのみね!!^^」

****************************************************

その内、胡小姐は彼の実家にも遊びに行くようになり。
二人の意思も固まった頃。

胡小姐の実家へ二人で挨拶に行く事になったそうな。


胡小姐のお父さんは、校長先生。
話を聞いていると典型的な亭主関白。

お母さん以下、子供達もお父さんを立てる家庭で。
でも、そんなお父さんと胡小姐は何度か衝突した事もあったらしい。

「ウチの父は頑固だから」という話を聞いて、胡小姐の彼は

「俺、怖いよ~」

とビビってたらしい^^;;

暫くタイミングを見計らった後、

とうとう覚悟を決めて、国慶節休みを利用し
胡小姐の実家に挨拶へ。。。


さて、


「胆小鬼(小心者)」な彼は、怖い胡パパにちゃんと挨拶できるのかしら…




長くなるので


次へ持ち越します^^;;  対不起…


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最終更新日  2006/11/25 04:32:26 PM
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