CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行
PR
カレンダー
カテゴリ
お気に入りブログ
サイド自由欄
< 新しい記事
新着記事一覧(全895件)
過去の記事 >
≪彭君の場合≫ 「あこ小姐、NI什麼時候給我吃 “喜糖”??」 (あこさん、いつ「喜糖」食べさせてくれるの??) 実は、このセリフを一番多く言ったのは、江蘇の従業員、彭君。 その度に。 「ん?什麼時候?…“未定”だよ、“未定”、ハハ。還没有縁分…^^;;」 と言って私が誤魔化し… 「NI的要求太高了。(要求が高すぎるんですよ)」 これが会う度の挨拶みたいな。 彼は江蘇の会社に入ってはいたけれども、納期管理と品質管理の為に 浙江省の外注先に駐在。 月に一度の割合で私が出張に行く私と、毎回同じ挨拶を繰り返しておりました。 最初は、どうやら私のファンだったらしい…(^ー^) しかし、その浙江省の外注先で彼女を見つけ。(まあ、そんなもんね) 26歳という年齢的にも結婚前提なんだろうな、と。 彭の実家は安徽省、 外注先の彼女は浙江省地元。 付き合いも2年になり。 「そろそろでしょ?」と聞く私に 「お金がなくて結婚できません」と言う。 「何よ、お金って」 「家、買わないといけないし…」 「ああ…(納得)どこに家、買うつもり? あなたは故郷は安徽省だし、勤務先は江蘇省だし、今は浙江省だし」 「彼女の親は、ここ(浙江省の地元)で家を買え、と言います」 「そうなんだ。でもさ、転勤になったら厄介よね?」 「でも、とにかく、ここで買え、と言います」 「どうして?」 「僕が逃げたら困るから、って」 ビックリした。 娘の彼氏が出身地が違うのを心配して、地元に家を買え、なんて。 確かに、あの浙江省の片田舎はよそ者は、余り入ってこない。 地元で生まれ育って一生を終える人が多い。 彼女のご両親が心配する気持ちも分からんでもないけれど… 2005年当時、この浙江省の田舎でもエレベーター付きマンションは2000元/平米。 2002年頃は700元/平米が相場だったらしいんだけど、ものすごい上がった。 (不動産の値段は、各地チェックする習慣が…^▽^;;) 現実的な話、月に2000元程度の彭君のお給料で家は、しんどい… 安徽省のご両親も、もう定年退職してるらしいし。 酷な事言うな~、と思ったのでした。 *************************************************** 私が去年帰国する事が決まった後に、この外注先へ最後の挨拶に行った時。 彭君が「ご馳走させて」と言うので、一緒に上島コーヒーに行きました。 「僕、ここ初めてですよ~」と言う彼はメニューを見て …固まっていた。。。(多分、値段で) 私はカプチーノを頼んで、彼はブレンド。 彭君は、砂糖とミルクを目一杯入れて飲んでたな。 色んな想い出話をした時に、彭君は 「僕は…実はアコ小姐が好きだったんですよ」と。 「ああ、うん」 「…知ってたんですか?」 「うん。XX課長から聞いてたし」 「僕は本当に好きだったんですけど…でも、あなたは日本人でしょう? 収入も違うし、習慣も違うし。色々違いすぎるから…諦めました。」 「まあ。。。」 軽いファンくらいだと思っていたので、ちょっとビックリしながらも。 ・・・これ以上のリアクションはできないので・・・ 「・・・謝謝^^」 で、私はまたカプチーノを頼んで。彼は紅茶を。 「だから僕は、あなたを諦めたけど・・・姐姐(お姉さん)になってもらえませんか? 僕は弟弟(弟)。あなたは本当の弟がいるから、僕は中国の弟という事で」 「…我的光栄(光栄です)^^」 会計の時、多分120元くらいだったから、「姐姐」として私が払いました。 「姐姐に面子持たせなさいよ!」とか言って。 彭君に会ったのは、これが最後。 その後メールのやり取りは何回かあるんですが、大抵御機嫌伺い程度。 最近、他の人から、会社が浙江省の外注先の事務所を引き払い、 彭君も江蘇省にまた戻った、と聞きました。 え~!!じゃあ、 一体、彼女との結婚は、どうなってるんだろう、と… 最近はメール出しても返事こないし。 早いとこ、小彭の「喜糖」をもらいたいんですが。 日本姐姐として心配しております… 宜しければ 【参】吃喜糖&喜蛋 もどうぞ!!^^ ←是非1票お願いします!(別窓) ←こちらも是非!非常感謝!(別窓) ←御支持お願いします^^(別窓)
しまった!4月初旬の中国訪問は・・・ 2015/03/20 コメント(2)
【十】吃喜糖…息子の喜糖 2006/12/10 コメント(15)
【九】吃喜糖…家出の理由 2006/12/09 コメント(14)
もっと見る