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テーマ:中国情報(414)
カテゴリ:中国ニュース翻訳
【カルフール北京で最初のエコ専用レジ 利用者少なく】
12月2日、北京カルフールでエコバック利用者用の専用レジを設けた。 「エコ」消費者に優先清算の権利を与えるというもの。 この活動は北京のスーパー業界内では初の試み。 ≪現場:エコ袋購入は3時間で、やっと9枚≫ カルフールは今回、北京方園店にてエコ袋販売を導入。 今日は週末で客は多かった。 カルフールが独自に製作したエコ袋は3元(約45円)/枚。 再生プラで製作されているらしい。 5キロの重さに耐えられ繰り返しの利用も可能。 カルフールは3つの専用レジを用意した。 エコ袋以外に自分でエコバッグ等の持参者も利用可能だったが 通常レジに比べ、午前中は閑散としていた。 AM8:00~11:00の3時間、エコ袋は9枚売れただけ。 片や普通レジでは1分に50枚以上のレジ袋が出ていた。 エコレジを利用するのは30代、40代の消費者が多かった。 普通レジに並ぶ婦人は 「1枚3元は高すぎる。次回はエコバッグを持参する」 と今回の利用は諦めたそう。 カルフールによると3元はコスト分だけ。 しかし消費者の「高い」との声を受け、 来年には別方法でエコ袋の推奨を考慮する、と。 ≪データ:大型スーパーの一日平均レジ袋使用量は1万枚以上≫ 「中国連鎖経営協会」が11月初旬に出した 初の<スーパー省エネ問題報告>によると、 全スーパー業界のポリ袋と包装用トレーの消耗は 1年に50億元(約750億円)近くかかるという。 営業面積8000平米前後の大型総合スーパーでは 包装に要する費用は年に40万元を超える。 実に売上の0.5%を占める。 北京の大型スーパーの毎日のレジ袋の消耗量は 1日平均1万枚以上であろうと計算されている。 スーパーがコストをかけてサービスしているポリ袋は 環境破壊の代価と資源の浪費を引き起こしている。 資料によると毎年全世界で5000億枚のポリ袋が使用されているとの事。 これらのポリ袋が自然分解されるには200年以上の年月を要する。 環境保護とコスト削減の角度から、 北京では現在「万客隆」「麦徳龍」「迪亜天天」等少数のスーパーが レジ袋を0.1元・0.5元・1元などで有償にしている。 「ウォルマート」も来年からレジ袋を有償にする計画がある。 しかし「物美」「超市髪」「好隣居」等大多数のスーパー、コンビニは 消費者の需要と習慣を考慮し引き続きレジ袋を無償提供するという。 ≪スーパー独力では力不足≫ 「中国連鎖経営協会」がスーパーや企業に提案するのは、 ポイント制によるプレゼントや再利用等で消費者のレジ袋持参奨励。 或いは、エコ袋を消費者に試用してもらう方法。 協会では「公平を期す為、また代替品を採用する経済条件も 不十分な状況下においては、政府による規定でレジ袋の提供を規制すべき。 これはスーパーのコストダウンだけでなく世界的環境保護にもつながる。」と認識。 「消費者の考え・習慣は簡単に変えにくい。 スーパーの自主的運動だけでは、 大きな効果は得られないのではないか」 <ポイント単語> 家楽福=カルフール 尓沃瑪=ウォルマート 環保(環境保護)=エコ(としました) 購物袋=レジ袋 根深蒂固=根深い 参考中国語原文(別窓) ←エラー出る場合は「更新」してみて下さい。 *何せ人口多いんだからレジ袋の消費も莫大です。昔はスーパーすらなかったのに~ 便利なモノは普及が早い。でも便利の代償は大きいですね。 ←是非1票お願いします!(別窓) ←こちらも是非!非常感謝!(別窓) ←御支持お願いします^^(別窓) 個人的に興味ある記事の翻訳。勉強を兼ねています。 出来るだけ直訳を心がけていますが分かりにくい場合は意訳しています。 また大意に差し障りない部分は省いている場合があります。 もし間違い等あれば御指摘頂ければ有り難いです^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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