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テーマ:中国&台湾(3303)
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Zビザ(中国のワーキングビザの名称:「職業」のピンインが ZHI2 YE4なのでZビザ)
及び居留証の手続きに「臨時住宿証明」が必要でした。 つまりは今、どこに住んでいるかっていう証明なのですが、 上司(竹山さん)がビザを申請する際に、それを派出所に発行してもらおうと… アパート管轄の派出所に行きました。 色んな部屋の人に聞いて担当警官の名前を教えてもらい。 「莫」という警官でした。 30歳くらいの警官が担当でして。 殺風景なオフィスの中に、でかい机があって。 そこに座っていました。 私 「ニーハオ!私、日系企業の者ですが、上司のアパートの 住宿証明を手続きに来たんですが・・・」 と必要と聞いていた書類等(パスポート原本?もしくはコピーだったか &アパートの契約書)を見せましたら 莫 「警報器の契約書は?」 私 「・・・は?警報器?」 莫 「外国人は外国人用アパート以外に住んでいる場合は警報器を とりつけなければならない。」 私 「警報器って…何ですか?いくらですか?」 莫 「3500元+サービス料」*3500元=当時約45,000円くらいでは、と。 高っ・・・(会社経費ではあるけれど…) 私 「う~ん…(考)…警報器は必要ないんですけど…」 莫 「では『住宿証明』は出せない」 私 「はぁ??・・・出せない!!??」 莫 「出せない!」 ニヤッと笑う警官。 ・・・あ~これは、あれだ・・・ ネゴってもあかんタイプの役人・・・ ここで会社に電話して竹山さんに相談して… 「出せない」と言われれば居留証もビザも取れない事になるので。 仕方ないので買う事にしました。 莫警官は、警報器担当を呼び、そこで契約書をもらい。 翌日社判を押した契約書を持参し、 取り付け日を決めて竹山さんのアパートで待ち合わせ。 2人来ました。 一人取り付け係り、一人は説明係り、みたいな。 取り付け係りが、赤外線センサーの取り付け位置なんかを 確認して作業にかかると、もう一人の警官が 「来(さ)」 とタバコを勧めてきた^^;; 「あ、謝謝」 と受け取って、二人で吸う。(竹山さんも、もらった) 「最近、この街にも外国人が多くなって、我々としても安全性を重視してます」 「はあ、そうですか」 「それで、この警報器の取り付けを推進しています」 「はあ、そうですか」 はっきり言って、中国様のお役所には全く期待していないので 適当に相槌打っていました。 あ、でも…ちょっと気になる事が… 「あの、あなた達って…警察の方ですか?」 「そうです」 「取り付けの彼も?」 「そうです」 「いつも警報器を売っているんですか?」 「いや、私は他にも仕事はありますけれど。 取り付けの彼は警報器の部門に配属されているので」 「え?じゃあ、今こればっかり?」 「そうですね」 はぁ~中国の警察って、色んな部門があるのね~と・・・ こんな事やる為に警察入ったんじゃなかろうに。 日本でも、こんな部門があるのかしら?等と考えました。 取り付けが終わって 使い方の説明を受けて、説明書をもらって。 「謝謝、謝謝^^」 と固い握手。 「まあ、何か困った事があれば」 警官と名刺交換^^;; 「再見~♪」 と見送った後。 竹山さんがボソッと一言。 「…掃除していけよ・・・」 …やりっぱなし^^;; その後、私や台湾人上司もZビザ手続きをした時に この警報器を買わされ… 買ったはいいけど面倒臭くて全然使わず。 2年後かな、莫警官は配置換えになったのか 「臨時住宿証明」の発行は別の警官に変わりました。 Zビザ更新時。 私 「持ってきてますよ、警報器の契約書♪」 警官 「要りませんよ」 私 「へ?だって…あの…莫警官…」 警官 「…要りません」 …え~???(驚) もしかして… やられた~??>< ←是非1票お願いします!(別窓) ←こちらも是非!非常感謝!(別窓) ←御支持お願いします^^(別窓)
【追記】後で読み返して誤解があるかも、と思いましたので追記します。 登場する警官は全て本当の警官です。 が、「臨時住宿証明」を取得するのに、警報器は特に義務付けられては いなかったようで。 恐らくは莫警官が自分の成績UPの為か、もしくはキックバックをもらう為に 嘘をついていたようです。 莫警官は後から思えば違和感があったんです。 ニヤリと笑った時も、目は笑っていなかった… 張り付いたような笑いでした>< こういう事もあったという事で、御紹介しておきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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