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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:中国関係
今日のレートは1元=約15.8円
1万円の現金で、631.65元に交換できる。 94年だったか95年だったか、ものすごい円高の時に 一瞬だったが、1元=10円を切った事があった。 つまり1万円で1000元前後換金できた。 一部の留学生達は急いで換金に走った。 チェンマネ屋は姿を消した(!) ただ「人民元は紙屑」と言われていた頃で、 冷ややかに見ていた人が大半だった事を覚えている。 その後、暫くして800~900元台を推移していたのも覚えている。 この1万円=1000元が記憶にあるものだから、 2002年から始まった駐在時に700元台まで落ちていてショックを受けた。 その後は発展と共に、元が高くなり、お得感が薄れていくのが 残念でならなかったのだけれど。 **************************************************** 91年の夏に大陸旅行をした時の旅行記録があって。 その時の大陸旅行は、流行のバックパッカーをやろうと 自分の体が隠れるような大きなリュックを背負い、 まるで行商のようないでたちで天津・北京・内モンゴル・上海を回った。 宿泊は移動中の列車やドミトリーで。 食事はパンや果物。(疲れて普通の食事ができなかった) 長距離移動は硬座か硬臥。 2週間ほどの旅行だったけれども 帰国して費用計算をしたら。 大陸でかかった費用は3万円足らずで驚いた記憶がある。 旅行記録の中に、その旅行中、銀行で換金した伝票が ノートに貼ってあって。 さぞかし、いいレートであったろうと見てみた。 ところが。 1万円=374.06元。 1元=26.7円。 今より、ずっと元が高い。 その時の旅日記には、 <列車代> 天津⇒北京 外国人用(空調付) 軟座=1元 北京⇒上海 中国人用(空調無) 硬臥=54元 <北京バス> どの記録も0.5元以内 <観光地> 頤和園 入場料 2元 景山公園 入場料 0.3元 天安門 入場料 (恐らく)30元(外国人とバレたので) 黄浦江遊覧船 9元 物価が安かったのだ。 今、同じ旅をしたら3万円で納まるだろうか? いや、それ以前に同じ旅をしようとは・・・ 何もなかったけれど 人民のパワーに圧倒されながら。 あの時の餓えたような好奇心と情熱。 ・・・年齢のせいか? ・・・それとも慣れ? それとも、 様変わりした中国に、もう そこまでの情熱が沸き起こらないのか。 ←是非1票お願いします!(別窓) ←こちらも是非!非常感謝!(別窓) ←御支持お願いします^^(別窓) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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