CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行
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昨日の日記で紹介した、中国人の奥さんを持つ恐妻家上司。 チラチラと聞く話では25年ほど前に 思い立って中国留学し、 帰国して友好商社だった会社に勤め、 その後に何度か転職をして 今に至るらしい。 普段、会社で話すのは仕事の用件か冗談くらいで お互い、あまり深い話はしないのだけれど。 二人で外出するような事があると 急に、ふと本音らしきものを漏らす。 「人間でも何でもさ…普通は理解すれば、有る程度 好きになれると思うけど。。。 この国(中国)、知れば知るほど嫌になるんよな…」 「生活の為やから、やってるんであって。 金さえありゃ、とっくに、この世界から足洗ってるわ」 「俺が留学してた時、日本人の留学生仲間が 俺の目の前で、窓から飛び降りて自殺したんよ。 あの光景は俺、一生忘れられへんわ」 等と遠い目をしながら言う。 ふてぶてしいほどの超マイペースなので 言葉に真剣味が感じられない(!)のだけれど。 80年代前半から中国でビジネスをしていたからには、 きっと私には想像もつかない苦労があったと思う。 かと言って、私はまだ中国をそんなに嫌いではないし この仕事も趣味のようなもので 「そうなんですか…」 と大人しく相槌打つくらいしかできなかった。 ************************************************ 昨日は、その上司が外出先から戻ってきて出社。 キョロキョロと社内を見回し、 上司 「今日は呉先生(中国人社員)いてないの?」 私 「ああ、はい。今日はお休みです」 上司 「丁度良かったわ、彼がおらん内に」 とカバンから1枚の紙を取り出し。 「あこさん、これ、回覧して」と私に渡す。(席は隣) 私 「ああ、はい…(先ず閲覧)…」 上司は私の顔をじ~っと見て反応を伺っているよう。 私 「…へえ、面白いですね、これ」 上司 「そうやろ?(嬉)」 私 「どうしたんですか?これ」 上司 「取引先でもらってん♪」 私 「…ここ、○○さんっぽいですよ! 『春の風に酔わず、夏の風に騒がず、…』ってところ。^▽^ ご家庭では知りませんが(小声)(--)」 上司 「え!?(~~)」 私 「いえ、何でも…(^^)」 上司 「呉先生がおらんウチに見てな、嫌味でしかないから。 見終わったら俺に返して。」 私 「はいはい」 上司が張り切って皆に回覧させた紙とは・・・ 【対中ビジネス五十年のホンネ語録】(一部略) 1)中国人に自分を理解してもらおうなどと考えてはならない。 2)中国人との「友好関係」は「利用と被利用の関係」 3)中国人が考える朋友関係の密度は「利用価値」の密度。 4)中国社会では、人物よりも肩書きがものを言う。 5)中国との交渉は「ダメ元」精神で。主張を徹底的に戦わす中で 解決策を見出す。初めから妥協案を持ちかけてはならない。 6)中国側と利害が衝突したら、早期解決を焦らず 状況が育つまで忍耐強く粘る。 7)中国側の示す数字は最も洗練された嘘である。 とにかく自分の目で、納得いくまで確かめねばならない。 8)中国と合弁事業を行うときは、 「春の風に酔わず、夏の風に騒がず、 秋の風に泣かず、冬の風に倒れず」の気構えで。 9)合弁とは、中国・日本・世界のためでなく、 利益の獲得が目的であることを忘れてはならない。 10)中国人相手の交渉は、御人好しではつけこまれるだけ。 自分の主張は精一杯ぶつける。 相手の弱点をつく時には、踏ん張る事。遠慮したり腰砕けになるべきでない。 11)たとえ自分に三分の理しかなくとも、相手のミスを見つけて攻撃し 自分の利益を防御するのが中国社会の掟。 12)中国人の礼儀は、形は慇懃丁寧だが中身はない。 13)中国でペテンに引っかかるのは、総じて「欲ボケ人間」である。 う~ん… 笑えない(--;; ←是非1票お願いします!(別窓) ←こちらも是非!非常感謝!(別窓) ←御支持お願いします^^(別窓) ホンネ語録について、私の感想としては 中国ビジネスに於ける「正論の極論」ってとこでしょうか。 13)の「欲ボケ人間」は、苦笑しましたが(不動産…^^;;) 上司、大いに賛同したよう。 …何かしら自虐的だな(~~) 【追記】ホンネ語録の出所を調べてみました。 →どうやら、この本みたい(内容未確認ですが)
果たせない約束・・・ 2011/06/16 コメント(8)
ご無沙汰していました 2011/03/27 コメント(12)
【完】はぐれ上司 直情派 【プロ意識】 2008/11/07
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