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CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

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2007/05/06
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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:中国旅行
<補足7>です。


本編には書いていないのですが、
思い出した事があったので、ついでに書いておきます。


テーマは何故か「ティファニーで朝食を」



* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


切符売り場で壮絶な闘い(?)の末
「無座」チケットを入手した後。


緊張感が緩んだのと、体力を消耗したのとで休憩。


ただ発車にはまだ早く、「候車室(待合室)」に入れなかったので
外で座って待っていました。


そしたら雨が降ってきて、
「こらイカン」と、駅舎の軒下で雨宿り。


≫多分、午前11時過ぎで、いいニオイもしていたんだけど、
≫この時点で二人共、だいぶ疲れてしまって。

≫話もせず、食事もせず、
≫ボーッと空を見ながら時間を過ごしていました。




本当は、何か同行の友人に話しかけようかな、
と思っていたのですが、

ダフ屋の一件で怒られたのもあるし
彼女も切符買うのに疲れていそうだったのもあるし。


私と目を合わさず、どこを見るとでもなく見ているので
話しかけにくかった。


何度も息を吸い込んで


「・・・あのさ」


と口に出しかけたけれど・・・



この状況で日本の同級生達の噂話や
芸能界の話をするのも



アホみたいやし・・・(--;



色々楽しい話題を探したけれども、
どれもこれも今の状況からの逃避みたいで空しい。



なので私はチラチラと横の彼女を見ながら。

でも話しかける事もできず、

雨空を見上げたり、
通り過ぎる人達を見ながら、


早く時間にならないかな~・・・


と思っていました。





その時、


♪♪



・・・え?・・・(考)・・・




オードリー.JPG





…ティファニー…?・・・


そうだ・・・!


「ティファニーで朝食を」の「moon river」でした。



え~…(驚)



中国で「moon river」



おお~・・・(・。・)



ムーンリバー やって~・・・(嬉)



構内放送の

割れ気味の音で


moon river


音楽だけだったけど

私の頭の中では

歌詞も流れていました。



Moon River, wider than a mile
I'm crossing you in style some day
Oh, dream maker
you heartbreaker
wherever you're going
I'm going your way

Two drifters off to see the world
There's such a lot of world to see
We're after the same rainbow's end
waitin'round the bend
my huckleberry friend
Moon River and me




「ティファニーで朝食をするようになっても、自分を見失いないたくないの。」
という台詞は有名。

14歳で故郷から旅立って以来、娼婦としてNYの中で自由に生きる女性。

女性の名刺には「ホリー・ゴーライトリー、traveling(旅行中)」と書かれ、
「お互いに縛りあいたくないの」と捨て猫出身の飼い猫を「cat(猫)」と呼ぶ。

ニューヨークはホリーにとって旅の終着点なのか、それとも新たな旅の出発点なのか。




女の子の永遠の憧れ「オードリー・ヘップバーン」の映画。
映画全体に流れるドライな雰囲気と、ファッションの華やかさが何ともいえない
ムードを醸しているのだけれど。


当時の私が抱いていた


何者でもない自分に対する孤独感
何者かにならなければいけない焦燥感
しかし何者になりたいか分からない不安感

それと、いつも人の目ばかり気になる束縛感


そんな時、主人公の自由奔放な生き方に憧れを抱き、
でも居場所を探し続ける揺れ動く心情が
何となく共通点があるようで好きだった。


端的に言えば



よく浸ってた・・・(^▽^;;



映画ではラブストーリーとして結末が出ているのだけれど
原作では、ニューヨークを出て、また次の居場所を探しに行く。


映画の華やかさと、原作の漂泊感が大好きでした。


丁度旅行バッグの中に原作本も忍ばせていて。

この中国行きだって『何か見つかるかもしれない』と
自分探しの意味合いもあったし。




そして今。

中国 広州。

疲れきって。

目の前は
御飯時の慌しさと、雨。



横目でチラチラ周りを見回したけど
音楽を気にとめている人はない、誰一人。



あの映画、中国で上映された事あるんやろか…?

娼婦が主人公だし、ああいう大都会の空虚感みたいな
雰囲気は理解しにくいだろうし…


ないような気がする。(推測)


もしかしたら、ここにいる殆どの人が見た事ないかもしれん…



隣の彼女も
表情を変えず前を見つめている。



もしかしたら

ニヤニヤしているのは私だけかな・・・?


独り占め気分・・・


ふふ



・・・イカンイカン、笑ったら(慌)

気持ち悪い。(急いで周りを見る)


・・・でも、


誰も気にしていないわ(拍子抜け)



・・・もしかして(!)

ここもある種、自由な場所かもしれない。


誰も私の事を知らないし
気にも留めない。


自由な場所・・・・・・・?・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・




あ、でも
中国とニューヨークってさ・・・



ギャップありすぎ・・・(ふふ)



下向いて一人で受けながら


でも

とても豊かな気持ちになれました。



誰か知らんけど、・・・謝謝!



・・・げんき、出てきたわ!^^





<補足8>【壱】広州-杭州 列車旅の思い出
につづく。


次にやっと、列車に乗り込む・・・・・・でしょう(汗)



* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *



「ティファニーで朝食を」という題名なのですが


実際はティファニー店内で朝食サービスはやっておらず、
(宝石店だから当然無い)という事で
苦肉の策としてショーウインドーを眺めながら
クロワッサンを食べ、コーヒーを飲む冒頭シーンが生まれました。


この映画が大ヒットしたので、後にティファニーは
朝食サービスを始めたらしいです。
今もやっているのかは知りませんが・・・

しかし実際に朝食が食べられるかどうかは
この物語の中では、実は重要ではなく。

原作者のトルーマン・カポーティは
この時ホリーが「成功・幸福」と思っていた「富」の象徴として
「ティファニーで朝食を」する、としていました。(のはず)


でも、途中色々あって、ホリーは自由を求め、
またNYからどこかへ去っていく。(原作では)



ここで「ティファニーで朝食を」の冒頭シーンを
「moon river」をBGMに見られます

(他人様が作ったやつですが、最後が少し残念)




ちなみに原作の本は、26歳くらいの時に年下の女の子にあげました。
もう必要なくなった気がしたから。


本当に本当の自由なんて
どこにもないのかもしれない、

って思えたから。




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今回は・・・
ちょっと自分の世界に入りすぎたかな~(汗)


そして・・・

<補足の補足>になってるな~(大汗)


あ、「ティファニーで朝食を」の大陸版中文名は
「第凡内早餐 di1 fan2 nei4 zao3 can1」です。





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最終更新日  2007/05/06 09:42:29 PM
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