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CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

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2007/09/03
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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:中国駐在時代



医師の診断による主なケガの状態

1) 左上腕部の骨折
2) 左ヒザ下の複雑骨折

1)は治癒できるだろうが、2)はちょっと…という医師。


「何ですか?治らないんですか?」
「いや…治療はできるけれども…」

「なるほど。取り敢えず治療はできるのですね?」
「治療は可能。…でもなぁ~」


但是、但是、と言葉を濁す医師の意味がイマイチよく分からなかった
けれども、とにかく結果を竹山さん・技術者A氏に説明しに行った。


「骨折はこういう状況で、治療は可能らしいです」

「そうか。手術はどうなるの?」
「さあ…本人は帰国するって言ってるし」

「いつ帰国させたら、いいんやろ??」
「詳しい事は、また後で主治医がつくからって言ってましたけど」

「・・・・・・・・・」


竹山さんが色々聞く気持ちも分かるけど(本社に報告しないといけない)
でも、今の状況はこれだけしか分からないんだから。
後で補足するしかないやん。(落ち着けよ、竹山さん!)


この時点で夜中の2時半くらいだった。


竹山さん、技術者A氏、私、そして飲み屋の中国人チィママ。



何故にチィママが??



皆で飲んでたのか?と思いきや。

誰も事故当時の大川さんと一緒にはいなかった。


竹山さんは会社で(また)夜9時半まで残業して真っ直ぐ帰宅。

私は定時上がりで真っ直ぐ帰宅。

大川さんと技術者A氏も定時に上がり、6時から8時すぎまで
2人で夕食を一緒に食べたそうだ。

その後、技術者A氏は大川さんと別れ、ホテルへ戻った。


間に4時間ほど空白の時間があって。


夜12時近い時、チィママが店の外で大きな激突音を聞いた。

急いで店の外へ出ると、道路脇に野次馬がいて誰か倒れてる…



お~大川先生!!!(驚愕)



チィママは、救急車が大川さんを人民第一病院に搬送するのを確認して
店の常連の技術者A氏に電話したという。

技術者A氏は、すぐに竹山氏へ電話を。

取り敢えず3人で病院へ来たけれども。
手術だ、本人の同意だ、という話になって
チィママの通訳(日本人向け飲み屋のチィママなので)に限界がきて、


私を呼んだらしい。



それで、このメンバーって事か。



「いや~運が良かった。もしチィママおらんかったら
どこの病院運ばれてたか分からんし、朝になって大騒ぎ
する所やったもんな」 と竹山さん。

「さすが大川さん、顔が広い、いや大きいから(笑)
(太ってるし、ホントに顔がデカイ)」 と技術者A氏。



苦笑しながら、



こんな事もあるのね・・・
・・・イザという時の為に、飲み歩いて顔広げとくべき??


と一瞬考えたけれど。



いや。
一人で酔っ払って飲み歩くから、こんな目に・・・(--;


と思い直した。



応急処理が終わって、取り敢えず病室へ移る事になった。
大川さんは眠っていた。



段取りの通訳を済ませて、私は一旦休む為に帰宅。
夜が明けて、また病院に来てくれ、と竹山さん。



4時前にアパートに戻って。


1) 左上腕部の骨折
2) 左ヒザ下の複雑骨折


通訳してる時は実感なかったけど、
よく考えたら、重傷やな・・・(!)


と思いながら、寝ました。




つづく。



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最終更新日  2007/09/03 11:30:20 PM
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