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CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

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2007/09/05
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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:中国駐在時代


会社へ着くと、従業員が何人か質問してきた。


「大川さんは、どうしたんですか?」
「何があったんですか?」


(・・;;



(^ー^;

すまいる、スマイル。


「ちょっとしたケガ、大丈夫^^」
「ゴメンナサイ、詳しい事は知らないの^^」




作り笑いで受け答えしながら、事務所へ入る。
竹山さんに目配せしながら、素早く2人、会議室に入った。


「…皆に何て言ったんですか?(~~;」
「ちょっとケガして何日か休む、としか言ってない」

「分かりました」


一応、口裏を合わせておかないと…

大川さんは、ここの責任者。それが事故ったなんて事になると
従業員が心配して動揺する。大人しく仕事してくれればいいけど、
そうでない可能性は極めて大だ、それを避けたかった。


大川さんの海外保険の証書と、医療サービスセンターの契約書を
もらって、医療サービスセンターに電話をした。


上海の医療サービス会社。

何度か会社にも来た丘さんが応対してくれた。
とても丁寧な応対で、それだけで安心できた。

この会社が医療に関して色んな手続きを代行してくれるのだ。

丁度、大川さんが入院した病院が提携病院だったので
病院にいる担当者と連絡を取ってほしいと。

電話を掛けると、書類(保険証書等)を持って病院内の詰め所を
訪ねるように言われたので、再び病院に戻る事にした。

「今日、仕事終わったら病院行くから」

という竹山さんの言葉を背に、従業員に見られないように
コッソリ会社を出た。


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


病院に戻ると、先ず医療サービスセンターの担当者に会いに行った。
保険証書のコピーを渡し、病院内の支払いや雑多な手続きをお願いした。

これで病院でかかる費用は取り敢えず全て海外保険から出し替えて
もらえる事になる。



病院に戻ると、技術者A氏が私を手招き。

「さっき医者が何か言ってたんだけど、彼女が聞いてたから通訳して」

2人いた姉ちゃんの内、綺麗な方の姉ちゃんが言うには、
医者は「すぐに手術をする事はできない」と言ったという。

「…は?だって昨日、緊急手術するって言ってたのに??」

しかし医者はそう言った、と言う。

「どんな医者?年取ってる?メガネかけてる?」

メガネはかけているが若い。
また、この大部屋も明日には出るように、と言われた。
そして昨日今日の治療費を払うように言われたので立て替えておいた、と。



…昨日の医者とまた別人?
全くワケが分からない。話がドンドン進んでる(汗)。



その若い医者がまた来たので、話を再度確認した。
傷口が化膿しないように、ある程度治療してから手術をする、と。

また、ここは緊急患者の一時入院する部屋なので
入院の場合は、また別室へ移ってほしい、との事だった。


夕方になって、2人いた飲み屋の姉ちゃんの1人は帰った。

翌日移るはずの病室を見に行く時、残った綺麗な方の姉ちゃんもついてきた。


最初は「骨科」の大部屋。
一見して、駄目だ、と思った。

廊下にまでベッドが出ている。
満床状態だ。

それに騒がしすぎる。
神経質な大川さんには、きっと耐えられない。


科は違うけれども「内科」なら個室がある、というので見に行った。
日本の病院のような個室で、恐らく外国人用だった。


「ここでいいと思う」と私が看護婦に言うと
「ここは高いわ」と姉ちゃん。

「…費用の事は心配しないでいいのよ、会社で保険かけてるんだから」
「そうなんだ…」


医者の話を聞いてくれたり、費用を立て替えてくれたり、
姉ちゃんの気持ちは有り難いけれども。駐在員としての
大川さんの段取りをするのは、会社の者でないと話にならない。

いくら大川さんの知り合いでも、あくまで部外者だ。
何か手違いがあった場合、彼女を責める事もできない。


「あの~、段取りは全て私に確認して下さいね」


一応、釘を刺しておいた。



夜8時になって竹山さんが来て、私は帰宅しても良い、と言われて

「お疲れ様でした」と病室を出る時。

姉ちゃんが、まだいるのが見えた。




あれっ・・・・(考)・・・・・

数回、まばたきをして。



・・・ま、いっか、早よ帰ろ。。




つづく。




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最終更新日  2007/09/06 12:06:01 AM
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