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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:中国駐在時代
朝8時すぎ。 病室のドアをノックする。 いきなり入らない。 待つ。 物音がして、上司の「はい」と言う返事。 ドアを開ける。 「お早うございます~^▽^;;」 大川さんが「お早うさん」と答える。 そして、「早!(おはよ)^^」と、姉ちゃんが言う。。 ・・・・・・やっぱり、いたね(汗) 良かったわ~、いきなりドア開けて入らなくて。 良かったわ~、ノックした後、返事があるまで待ってて! ・・・大川さん、着替えてる・・・ 「大川さん、サッパリされましたね?^^」 「ああ、もう、あの服捨てた。破れてたし」 大川さんは、パジャマに着替えて、ヒゲも剃っていた。 …いや。 大川さんは、着せ替えてもらって、ヒゲも剃ってもらっていた・・・ ・・・by姉ちゃん。 ・・・というのが正しいな(--; *手足骨折なので自力で不可 「朝ごはん、食べられました?」 「ああ、病院のお粥な・・・*食べにくいけどな」*口に合わない、という意味。 トレーの上のお粥をレンゲでグルグル混ぜる。 「彼、まずい、まずいって言うの。 だから明日から朝は、サンドイッチ買う事にしたわ」と困り顔の姉ちゃん。 「・・・買ってくるの?(汗)」 大川さん、好き嫌い激しいからな。。 でも、わざわざサンドイッチ買ってこさせるって・・・(ちょっと首かしげる) ・・・ま、いいけどね。。(ーー; 「良かったら、これ読んで下さいね」 私は袋から古雑誌を取り出す。 「ああ、悪いな」と大川さん。 週間○代、週間○スト、○レイボーイ、アン○ン、WI○H、等等。 大半はオジサン友達から回ってきたもの。 およそ読みそうもないの(ファッション誌)も混じってるけど(汗) 姉ちゃんの暇つぶしにでも、なるやろ・・・ 「ここに置いておきますから」と棚の上に置いた。 ・・・さて、何するかな~ 医者が回診に来る時間もキッチリ読めないし、 点滴がなくなったら看護婦さん呼んで交換してもらわないといけないし。 取り敢えず、誰か側についてないといけない状況だった。 つまり「待機状態」って事。 仕事しよっか・・・ 持ってきたPC立ち上げて、やりかけていた契約書の翻訳を始める。 大川さんは雑誌を読み出し、姉ちゃんは椅子に座ってじっとしている。 何やろな・・・?この二人の関係・・・? 気になって翻訳も進まない。。(汗) 暫くして。 大川さんが「・・・おい」と小声で言うのが聞こえて。 大川さんを見たら、姉ちゃんに話しかけていたので、黙って見ていた。 姉ちゃんは大川さんと小声で話して、頷(うなづ)いてから私の方へ来た。 「どした?」と私。 「何でもない、大丈夫^^」と姉ちゃん。 「・・・そうなの?」 「ちょっと・・・廊下に出ててくれる?」 「え?…廊下?(驚)」 「うん、すぐだから^^」 「ああ、はい・・・(汗)」 追い出されたよ~・・・・・・(汗) ・・・・・・何やろ?(~~) 10分ほどして。 「入って^^」と姉ちゃんがドアを開けてくれた。 「ああ、はいはい」と中に入る。 姉ちゃんは、あるモノを手に、トイレに入って行った。 (~。~; ・・・今のってさ・・・ ・・・・・・シビン?(驚) ザーザー水の流れる音がする、姉ちゃん洗ってるのか・・・ 大川さんは何事も無かったように、引き続き雑誌読んでる・・・ ・・・・・・(考)・・・・・・ やっぱり、そういう事なんやな~・・・ これで、スッキリした。 どう対応すべきかハッキリした。 大川さんの家族の事や、日本へ帰国させたい事・・・ ・・・彼らの前では、ウカツに口にできないって事だ。。 つづく。 「早く続き~」と思われた方へ:是非上記バナーをですね、クリックして頂けると、 モチベーションが上がって「頑張って書こう!」と思いますので宜しくお願いします。 扉ページ←「ホーム」をクリック!で【今日の 小日記 (何それ、と言わないで^^;)】やってます。 私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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