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CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

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2007/10/11
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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:0709お手伝い


おもしろい日本人夫婦というのは・・
私が江蘇に常駐してから1年半くらい経った頃、偶然出会いました。


2003年の年末でした。

上海で用事を済ませて夜、江蘇へ帰ろうと。
某市行きの長距離バスに乗り込んだら、ガラガラ。


ラッキー、空いてる。良かった。


と席に座ってのんびり。
でもバスは出発時間を過ぎても出ない・・・?


「ちょっと、もう出発しようよ。時間過ぎてるよ」と運転手に言うと、
「あと1時間後に出る」と、素っ気無く回答。


コイツ・・・客が少ないから次の出発時間まで待ってるんだな


時間はちゃんと決まってるので、ちょっと頭に来て。
バス内の客を数えると、私含めて丁度4人。


「相乗りしてタクシーで帰りませんか??」


とバス内の人に声をかけたら、シンガポール人1人と、日本人夫婦1組。

白タクに声をかけて、4人で、相乗りで江蘇の街まで。


車内で色々話をして分かったのは、日本人夫婦は年は私と同じくらいで。
江蘇の同じ街に住んでいて、家も近所で(!)


あの街では、同年代の日本人の友人がいなかったので、私はとっても嬉しくて。
その時に電話番号を交換しました。

夫婦は二人共関東の人だし、私は関西。

業界も違うし共通項は同年代という以外、全然なかったんだけど
何だか妙に気が合って。

日本人会や婦人会のコミュニティを教えてもらったり。

事件ばかり発生する、江蘇の日々の中で、数少ないくつろげる友達でした。


偶(たま)に急にお呼びが掛かる事がありまして。


「アコさん、今日ヒマ?」と奥さんから電話。
「ヒマですよ。どしたんですか?」

「一緒に御飯食べない?」
「いいよ~^^」


・・・で、私の役割は 「中華料理のオーダー」


「僕ら喋れないから、代わりに頼んでもらえませんか?」と旦那さん。
「・・・^^;いいですよ~。何食べます?」

「えっと~蟹にミソまぶして炒めたの、あれ食べたいんすよね」
「ああ、はいはい。それと?」

「なんかアサリの茶碗蒸しみたいなの」
「はいはい、OKです。」

「ここ、日本酒ありますかね~?」
「日本酒?・・・う~ん、ちょっと聞いてみますけど~」


食事はいつも私がご馳走になってしまっていたので
通訳も仕事のように積極的に^^;


ただ・・・この夫婦、二人共、酒が強くて、飲み始めると、長い。

・・・で酒が回ると、ささいな事でケンカを始める^^;



「バ~カ!おめぇ、黙ってろ!アコさんも呆れてるじゃねえか~」
「そんな事ないよね、アコさん。ほら、頷(うなづ)いてるよ」


・・・^^;


「違うよ、呆れて言葉が出ねぇんだよ!」
「・・・アコさん、そうなの?」


「ううん、そんな事ないよ。^^;」


こんな調子で、どんどんエスカレートして最後は



「もう、おめ~駄目だ。話にならない、帰れ!」
「・・・嫌だ!(すねる)」

「ホントもういい、そこの窓から飛び降りて、帰れ!」
「・・・嫌だ!(怒)」


「まあまあ、あの~(汗)喫茶店にでも行きますか?^^;」


ちょっと割って入って場所を換え、最後はスナック行って歌って夜中に解散。。



大体こんなパターンで。

つまりは、私は毎回、仲良し夫婦の「当て馬」になっていたんですね^^;


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


夫婦は今まで中国に縁があったワケでもなく、
旦那さんの仕事の都合で突然中国に来て。

言葉も分からないし不安が沢山あったと思う。

あの街は日本人自体が少ないし、いても年配の人が殆ど。
大人数の集まりでは、夫婦はお酒飲んでも結構大人しくて、
少人数の時にしかリラックスできないようでした。

そんな二人を知るにつれ。

場所も田舎だから刺激もないし、夫婦も退屈だっただろうから
私ごときで良いのなら「当て馬」でも何でもして下さい、と思っていました。


夫婦ゲンカも漫才みたいで面白かったし^^;


まだ子供いないから奥さんは結構自由に帰国してて。
そんな時は旦那さんからお呼びがかかって、食事のお供をしたり。


中国も住みやすくなったとはいえ、やはり異国。

気の置けない人が身近にいないと精神的に参る。

私も異国での「孤独感」「人恋しさ」は理解しているつもりなので、
お呼びがかかれば出来るだけ応じるようにしていました。


日本だったら、きっと出会わなかっただろうし、
出会っても、こんなに親しくはなれなかったと思う。


これも異国生活ならではの面白さと必然。


帰国してからは、お互い全然連絡していなかったのだけど
覚えていてくれて嬉しかったです・・・



・・・前置きが長くなりましたが、つまりは、この旦那さんの方と
連絡が取れた、と、そういうワケです。



・・・で、「長い夜」に続きます。



つづく。




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「お手伝い」の話、この後2回書いて終れるメドがつきました。
すみません、延び延びで^^;その後「酒と車と上司と女」気合入れて続けます!!



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私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非!






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最終更新日  2007/10/12 12:21:12 PM
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