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CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

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2007/12/10
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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:上海留学時代



彼女はフレンドリーでした。

積極的にコミュニケーションを取ろうと家族の写真を見せてくれたり
スウェーデン語を教えてくれたり。(日本人のスウェーデン語は「ヤパーンスカ」)

金髪で緑の目の女性と同じ部屋に住んで、普通に話をしている事に
最初はとてもドギマギしました。

目が大きくて鼻が高くて(当たり前だけど)色が白い。
(でもよく見ると肌のキメが粗くソバカスが多い。)

身長は168cm。彼女は「私は小さい方よ。170cm以上は欲しい」と
言っていましたが、小さな私から見れば十分高い。

特に金髪が物珍しく、彼女の髪の毛が抜けて床に落ちていても
最初は「ゴミ」と思えず、拾ってマジマジ見つめたりしていました。


* * * * * * * * * * * * * * * * * *


面倒見の良い彼女は色々教えてくれましたが。

印象深かったのは「bless you!」


ある日、勉強中に私がくしゃみをした時。
後ろから 「bless you!」 と声が。

驚いて振り向くと、彼女はこちらを見てニコニコ笑っていました。

「どういう意味?」

「God bless you!」

*くしゃみをしたスキに悪魔が入り込む、という昔の迷信に由来していて、
「神のご加護がありますように(God bless you.)」と、くしゃみをした人の
ために祈ってあげる、という昔からの習慣だそうです。


「へ~…。」

「そして、言われたあなたはthank you!と返す」

「…サ、サンキュー、エヘ(汗)」←中国語は何ともないのに英語を話すのは恥ずかしい。


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


彼女はスウェーデン語、ドイツ語、フランス語、英語、中国語と
5カ国語を話せる、との事で


「いいな~いいな~」


しきりに驚き羨ましがったのですが、彼女曰く、学校教育で複数語は勉強する。
またスウェーデン語とドイツ語は似ているのでマスターしやすいし
英語やフランス語も、共通点があるので難易度は高くない、との事でした。

しかし中国語には苦戦していました。

というのは当時は(今は分かりませんが)中国語⇔スウェーデン語の
辞書がなく、故に彼女は。

中国語の意味が分からない時は先ず中→英で調べ、
それを英→スウェーデン語で調べる、という
非常に手間のかかる勉強法しかない、との事で。

その点では私が日中字典や中日字典を持っている事を羨ましがっていました。


漢字も書けましたが、私がギョッ(!)と驚いたのは。

上から下、左から右、という漢字の書き方の法則がなかった事で。

例えば「国」という字を書く時、横棒は右から左、国構えは四角を描く
漢字を「書く」というよりは漢字を「描く」書き方に驚きました。

漢字文化を共有している事は中国語学習に非常に有利なのだと、
改めて思いました。


* * * * * * * * * * * * * * * * * *


お互いに中国の習慣に慣れていたので食習慣など問題なく
一緒に中華を食べたりしていましたが、部屋の中では
生活習慣の違いは見えました。

ナイフを使う…私は中国に入って早々包丁がない事が不便で
すぐに買ったのですが、彼女は料理や果物の皮をむく時に
全て小さなナイフだけで済ませていました。

「慣れているから」との事でしたが、包丁を使い慣れた私には
まどろっこしく感じました。その点、彼女は器用にナイフを
使いこなしているように思えました。


面白かったのは「ゴキブリ」でしたかね。
彼女はスウェーデンではゴキブリを見た事がなかったそうで
ゴキが出現すると(小さいのが結構多かった)

「ジャンラーン(ゴキの中文)!!!」と叫び、

私が「没問題!(大丈夫)」と退治^^; (体長1.5cm程度だから)


「日本のはさ、もっと黒くて大きくてさ」
「Oh~~(怯)」

「こっち向かって飛んできたりするからね、この位は全然大丈夫」
「really~!?(怖)」


* * * * * * * * * * * * * * * * * *


彼女は元々、中国の他の大学に留学していて、上海に転校してきたとの事。
故に中国語は、ある程度のレベルに達しており私との共通語は中国語でした。

それでもお互い中国語は、外国人としての中級レベルに過ぎず
伝えきれない部分が多く。しかし英語は私のレベルが大幅に低く、
故に中文・英文での会話によるコミュニケーションは限界がありました。


それも原因の一つでしたね。

最初は物珍しさ先行でうまく行っていましたが、
慣れるにつれ、色んな場面でギャップを感じ始めたのです。



つづく。



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ちなみに、ルームメイトの中国語は「同屋 tong2 wu1」です。


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最終更新日  2007/12/12 02:27:40 AM
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