CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行
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白石さんにも突き放されてしまい、私はガッカリ。 この他の方法なんて・・・(困) 私は諦めきれず寮の公衆電話(そんな時代です)から 白石さんに電話をしました。 「行政科の人はもう怖くて、マトモに話が出来る相手じゃないんです!!」 そう切々と訴える私の話を白石さんは黙って聞いていましたが。 「もう少し頑張ってみて。それでもダメなら何とかしますから」 「はぁ・・・」 結局、再度「自力で加油(ガンバレ)♪」の声援をもらいました(T▽T) 働けよォ~白石ィ~、サービスしてくれよ~・・・(心の叫び) 白石さんの対応や部屋決めババアの態度に、私はどうして良いやら分からず。 取り合えずできる事はグチるだけ。 いつもの井戸端会議で、苦境を日本人留学生仲間に訴えました。 この時にグチったのは部屋が近所の3人。 ■陽子ちゃん・・・私と同じ年、関東人。 ■久美ちゃん・・・高校卒業後、本科生目指して語学研修中、関東人。 ■エッちゃん・・・高校卒業後、本科生目指して語学研修中、四国人。 エッちゃんは少し変り種で、上海人と日本人のハーフでした。 日本で育っていましたが上海語ができる、そしてマンダリンを勉強中。 陽子ちゃんと久美ちゃんは、「大変だね~」と相槌は打ちますが どうすれば良いかのアイデアは出ず。 「ふんふん」と一番熱心に話を聞いていたエッちゃんは 「お金渡しちゃえば?^▽^ 2~300元くらい」と明るくアドバイス。 私と陽子ちゃん、久美ちゃんの3人は 「お金ねぇ~(~~;(~~;(~~;」 陽子ちゃんと二人になってから 「いいとか悪いじゃなくて、エッちゃんは、やっぱり感覚が違うよね。 サラッと「お金渡せば?」って言葉が出たもんね(驚) でもさ、日本じゃ有り得ないじゃない?寮の一人部屋が欲しいから 先生にお金渡して便宜図ってもらうなんてさ? イケルかもしれないけど、やっぱり私、抵抗があるのよね。 こんなさ~、一人部屋欲しいくらいで、お金まで渡さないとならんのかね?」 エッちゃんが18歳とまだ若くて、自身の経験に基づいて言っているのでは なさそうな気がしたのもあるし、お金は露骨すぎて却って危ないのでは? という危惧もありで・・・ イマイチ納得がいかず。 すると陽子ちゃんが 「・・・老同(ラオトン)に相談してみる?私、何人か知ってるから」 「あ~~~ラオトンね~」 ラオトンとは、「老同学(ラオトンシュエ)」の事で 古い学生、長くいる学生の意味で呼ばれていました。 ちなみに、新入生は「新同学(シントンシュエ)」です。 当時F大には在学5年以上の「老同学」が15人ほどいました。 (当時最長は在学8年の人がいました) 彼らは先ず語学留学を2年ほどして、HSK6級以上を取得してから 本科で勉強している人達。 彼らは何故か全員、一人部屋に住んでいる。(?) あの人達に、相談してみるのもいいかも!? でも老同学は授業も違うので日常接触がないし、 聞いた話では個性がキツイ。ある意味「主(ぬし)」的存在。。 不気味で怖そう~(汗) でも、このままじゃラチがあかない。 陽子ちゃんが 「ちょっとクセがあるけど、いい人だよ~。」と勧める人が1人いました。 陽子ちゃんは調子がいい所があるので 「ちょっとクセがあるけど」は恐らく「かなりクセがあるけど」の マイルド形なんだろうとは薄々気付きながら 他に相談できるような相手もいないので、彼女の勧めに従い・・・ 沖縄出身の、ジャミセンを弾くと言う、老同学に相談する事にしました。 つづく。 機嫌が良いとジャミセンを弾きだす、という噂の老同(ラオトン)でした。 *ジャミセンは、本来沖縄では三線(サンシン)と呼ばれ、ジャミセン(又はジャビセン)は 本土での俗称だそうです。 扉ページ←「ホーム」をクリック!で【今日の 小日記 (何それ、と言わないで^^;)】やってます。 私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非!
【完結】心の恩人 2008/07/31 コメント(14)
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