CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行
PR
カレンダー
カテゴリ
お気に入りブログ
サイド自由欄
< 新しい記事
新着記事一覧(全895件)
過去の記事 >
沖縄出身の蛇味線弾きとは一体・・・(~~; 丁度、その人の部屋で飲み会(酒盛り?)があったので 陽子ちゃんに連れて行ってもらいました。 その人は沖縄の人らしく、彫が深くてハンサムでした。 初めましての挨拶と自己紹介で。 「アコちゃん?俺は知花って言うの♪^^」 感じもいい。 そして、ニコッと手を差し出す。 握手かぁ~・・・(驚) 中国では挨拶は「握手」ですから当然と言えば当然ですが。 日本人相手の私にも極めて自然に握手だったので。 さすが在学5年のラオトン、中国ナイズされてるな… 陽気で、何故か会話がヒップホップ調。 「いつ来たの?(ヨッ♪)中国どう?(ヘイ♪)よろしくね(イエー♪)」 みたいな。 一言話す度に身振り手振りがつく、やたらノリのいい人でした。 一時間くらい経ってご機嫌の知花さんに誰かが声を掛けて 蛇味線と歌も始まり。 い、い、い、今か・・・!? と思ったので、「一人部屋問題」を陽子ちゃんに出してもらいました。 「相談って?(ヨッ♪)どうしたの?(ヘイ♪)」 知花さんは、またポーズを取りながら質問してくれたのですが、 私が状況を話すに連れ、知花さんは段々真面目な表情になって 最後は考え込んだように黙って私の話を聞いていたのですが… 「アコちゃん・・・(ヨッ♪は、もうなし)」 「はい(真剣)」 持っていたウイスキーのグラスをタン!と机に置いて 「こりゃ~リーウーだよ!」 と顔を上げて断言しました。 先程までのニコヤカさは、ありません。 「リーウーですか・・・!?」 やはり、それか・・・(~~; 私も知花さんの目を見つめ返しました。 リーウーとは、「礼物」の中国語読みで「プレゼント」の意味です。 知花さんは「問題解決には贈り物だ」と言ったのです。 う~ん・・・(悩) 迷い顔の私に知花さんは続けます。 こんな話があってね。 数年前に、北京留学してた日本人のカップルが上海旅行に来て、 ここの寮に泊まろうと夜にやってきたんだよ。 寮の管理人の爺さんは「部屋はない」って断った。 そしたらさ、その男の方が 「お前、今履いてるパンスト脱げ!」って彼女に言って 彼女はパンストを脱いだんだよ。 そんで、そのパンストを爺さんに 「これは日本製のパンストです。どうぞ受け取ってください」 って言ったら、爺さんが空いてる部屋に泊めたんだよね。。。 ・・・ここでは権限持ってる者が絶対的に強いんだよ。 権限持っていない者には、権利はない。 権利は権限を持ってる者から「与えて」もらうんだ。 与えてもらうには、ここ流の「礼儀」で気持ちを伝えないと。 オカシイけど、それが今の中国だから。 何となく理解は出来ました。 「どんなモノをプレゼントすればいいんですか?」 「大きなケーキ買って渡したヤツもいるし… まあでも日本製のモノがベストかな。」 「日本製・・・いいの、あったかな?(~~;」 「要はハートだから、何でもいいんだよ。」 ここ流の「礼儀」・・・ それだったら何とか納得できるかな。 日本人がお辞儀して「お願いします」って言う代わりに、 プレゼントすると思えばいいよね!お金よりマイルドやし。 無理矢理の理屈でしたが、何とか自分を納得させて、 この方法に決めました。 つづく。 高校を卒業してすぐに中国留学している老同(ラオトン)は、若くから中国にいたからか 考え方や行動が日本人から見ると一風変わった人が多かったです。面白かったですけど。 ところで。 方針は決まりました。次は、何をあげるか?どうあげるか? です。 扉ページ←「ホーム」をクリック!で【今日の 小日記 (何それ、と言わないで^^;)】やってます。 私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非!
【完結】心の恩人 2008/07/31 コメント(14)
【21】心の恩人 2008/07/30 コメント(6)
【20】心の恩人 2008/07/29 コメント(6)
もっと見る