大家とご対面の前に。
見に行った部屋の状況を紹介しておきます。
私は、指定エリア内の安い部屋を紹介してと依頼しました。
なので、不動産屋は一番安い部屋からスタート。
1)800元/月…中国風内装。建て付け悪し。冷蔵庫洗濯機古い。
エアコンは古いのが居間に1台。寝室はそこそこマトモ。
しかし台所やトイレの水周りが汚れまくり。
⇒パス!
2)1200元/月…中国風内装。建て付けやや悪し。冷蔵庫洗濯機古い。
エアコンは古いのが寝室に各1台。家具古し。水周り汚れてる。
⇒…パス(考)
3)1500元/月…中国風内装。建て付けそこそこ良し。
冷蔵庫洗濯機やや古い。エアコンは古いのが寝室に各1台。
水周り、ややマトモ
⇒ビミョ~。
4)1700元/月…中国風内装。建て付け、まあ良し。
冷蔵庫洗濯機、新しい。エアコンは割合新しいのが寝室に各1台。
水周り、マトモ
⇒・・・受け入れられる、かな?
見事に物件の良し悪しと価格が比例してました。
不動産屋は私の反応に
「1700元以上だな」と理解したよう。
4)を勧められましたが、内装が好みではなかったので
「まだ見たい」と連れて行ってもらったのが、あの部屋。
*不動産屋は既にかなり面倒くさがっていて、
「これで最後。これ以上見ても値段上げない限り同じ」との対応。
五分刈りで、神経質そうな仏頂面で、身長165センチくらい。
ちょっと小太りの大家が、部屋の前で待っていました。
「ニーハオ^^」と緊張ぎみに声をかける私に
「ああ」みたいな態度で偉そうにカギを開ける大家。
「彼女は日本人なんだ」と紹介する不動産屋にも
「ああ、そう(それがどうした)」みたいな態度。
部屋のスペックは
5)1800元/月
電化製品:エアコン1台。冷蔵庫やや古い。洗濯機は二槽式。TV1台。
居間の床は白いタイル張り。寝室はフローリング。
ただし寝室の1部屋のフローリングは一部表面がめくれている。
ドアは1枚でカギが2つ。109平米。
大家は「この値段で、こんないい部屋あるか?」
「前に日本人に貸した事もあるぞ」
と、いい部屋である事を高圧的にアピール。
・・・やな感じのオッサンやな(~~;
と思ったけれど、一つ取り得が。
洋風で、清潔感があったのです。
水周りも満足できる程度に綺麗でした。
入り口に仕切りがあったのも大きなポイントで。
赤いソファーセットも良かったし。
つまり、まあ・・・雰囲気で決めました^^;
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
値段交渉は、運転手のオバチャンに手伝ってもらう事にしました。
自分で交渉するには、難しそうな大家だったからです。
運転手のオバチャンは、部屋を見た後
「悪いけど、1800元は無理。良くても1500元だね」
即、宣戦布告。
大家は 「何だと・・・?(怒)」 応戦の構え。
「エアコンが1台しかない!」
「新築でもあるまいし」
「TVも1台しかないし電化製品もみな古い!」
「寝室の床もめくれてる!」
「109平米もあるとは思えない!」
オバチャンは大声で、部屋にケチをつけまくって
何とか値段を叩こうとします。
しかし、大家も負けていません。
「内装は新しくした!」
「TVはTCL(中国の家電メーカー)の新品だ!」
「部屋の平米はちゃんと測ってる!」
「他に借り手はいくらでもあるんだぞ!」
目をシパシパさせながらも言い返してる。
金かかったら、すげ~(汗)
私は2人の舌戦を口開けて見ていましたが。。( ̄Д ̄;)
・・・っていうか、
このくらい自分で出来ないとアカンって事やわ(汗)
オバチャンの交渉の結果、
家賃は1700元/月、及び1500元の保証金で決着しました。
つづく。
↑ よろしければ是非、一回押してやってください。。
社会事情は理解していても、生活事情となると、また別です。
大都会の上海とも事情が違うし、あの頃は寮住まいで学校が守ってくれていました。
中国で生活するのなら、また今後中国関係の仕事をするのなら
オバチャンのように、自分で交渉できるように、ならないと…
これは克服すべき課題だと思いました。
が、自分が出来るかどうかは、大いに不安でした。
扉ページ←「ホーム」をクリック!で【今日の 小日記 (何それ、と言わないで^^;)】やってます。
私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非!