シャッターの閉まっている店の前を通りすぎ
エレベーターへ。
このホテルはビルの4Fにフロントがあるのです。
5F以上が客室です。
1~3Fは何かお店が入っているようですが
いつもシャッターが閉まっている。
一階の入口に大きな看板があるのですが
恐らく長期間、誰にも気に留められていないような
色あせた笑顔のオジサンの絵が、気の毒になるような
そんな、うらぶられた感じ。
ホテルも悪くはないんだけど、でも何せ古い。
次回は違う所に泊まろうと思っていたところ。
でも何故か来ちゃったんだけど~・・・
エレベーターが来たので「4」のボタンを押しました。
・・・コーヒー、飲めるのかなぁ?(不安)
* * * * * * * * * * * * * * * * * * *
4階に着きました。
エレベーターが開くと、左側にいつものフロント。
足を踏み入れると
「ニンハオ!ホアンインクワンリン!」 (←大きな声)
(こんにちは、いらっしゃいませ)
入口にセンサーがあって、誰か入ってくれば
自動音声が流れるようになっているのです。
足元には「WELCOME」の文字入りマット…
…台湾だけど「昭和」な感じ(汗)
やっぱり・・・(~~;
・・・やめとく??(^▽^;
きびすを返すと
「シエシエクアンリン、バッバーイ!」
(ご来店有難うございます、さよなら!)
でかい!
あんた声、でかいヨ!(`Д´;
・・・いいか、もうここで(ーー)
ゴロゴロとキャリーを引いてツカツカとフロントへ。
「い、いらっしゃいませ」
若い男性従業員。
チェックインの客を迎えるテンション。
「ども、こんにちは!^ー^
私、宿泊客じゃないんだけど、ちょっと休憩したくて。
コーヒー、あります?」
「コーヒー…ですか?(驚)」
「ええ。いや~私、時間余っててね(笑)
つまり、コーヒー飲んで休みたいのよ!^▽^」
「あ…はい。ちょっと待ってて下さい(汗)」
「あ、ちょちょちょ!(呼び止める)
…コーヒーは、いくら?(~~)」
「…100元です。(約300円)」
「それってさ…
高いの?安いの?(~~)」(←物価がよく分からない)
「え…(汗)」
男の子は私の質問には答えず
『とにかく待ってて』 という仕草をして
部屋の外に出て行きました。
・・・ふう。
ぐるっと見回すと。
フロントの前には簡単な喫茶コーナーがありました。でも
・・・案の定、人がいないや。
2分ほど経って、男の子が中年の男性を連れて戻ってきました。
喫茶コーナーにあるコーヒーメーカーを
2人して「ああでもない、こうでもない」と
操作しているように見えました。
…何やってんの?
まともなコーヒー出してくれるんやろうね?(不安)
側のソファーに座って不安げに見つめていると
「…どうぞ^^」
「あ…ども(驚)」
女の子がお茶を持って来てくれました。
気付かなかったけど、隅っこに「ご自由にお飲み下さい」と
お茶飲みコーナーがあるのが見えました。
・・・コーヒー止めて、タダのお茶飲んどこうか(!)
男の子が戻ってきたので
「あの…コーヒーはもう…」
「もうすぐできます、お待ち下さい!^^」
あっそ・・・(^ー^; 遅かったか。
1杯100元のコーヒーができました。
「客」になって気楽になった私。
喫茶コーナーの、ど真ん中の席に座りました。(誰もいないから)
先ほどの中年男性がTVをつけて
NHKにチャンネルを合わせてくれました。
そして、恐る恐るコーヒーに口をつける。
・・・うん!
マトモな味。
タバコに火をつけました。
さ~100元分
休憩し~よおっと ( ̄ー ̄) y~~~
つづく。
↑ よろしければ是非、一回押してやってください。。
すみません、長い…(汗)
次回は、リラックスして自由きままに振舞う私と、その応対をする従業員さんの様子。
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