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CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

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2008/07/02
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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:上海留学時代



前2回にご紹介したような背景があり

空虚感を感じながらも日本語教室は、それなりに楽しかったです。

元気な、と言うかパワフルな生徒さん達に

何とか笑顔で答えていました^^;



「先生!日本の家庭の様子を教えて下さい!」

「先生!教科書を勉強しましょう!」

「先生!日本の歌を歌って下さい!」



あの・・・

いっぺんに言われても、対応できません(汗)





まあ~バラバラ。

だからリクエストには順番に答えて。

忙しかったです。



収拾つかなくて私がてんてこ舞いになると、

一番年長の苗(びょう)さんが






「皆、黙って!先生の話を聞いて!(▼皿▼;」


上海語(大体分かる)で一喝。





生徒達、シ~ン。。





「しぇんしぇえ(先生)!どうぞ、お話し下さい ^▽^」

(↑時代劇口調で、ニコニコ笑顔)





このギャップが・・・

ものすごく 面白かったです!(笑)





しかし私が話し始めると、また途中から質問が始まり

その内、各自が質問し出して



収拾つかなくなったら、また苗さんが






「皆、黙って!先生の話を聞いて!(▼皿▼;」






生徒達、シ~ン。。




「しぇんせえ!どうぞ、お話し下さい ^▽^」

(↑時代劇口調で、ニコニコ笑顔)





・・・このギャップが!(^▽^; 




苗さんが、とても気を遣ってくれていたのは感じました。

表情のギャップが面白くて、笑いをこらえてましたけど^^;



他の生徒さんは、そういう気遣いはなかったですが

熱心さ故のマイペースだから、悪気は感じなかったです。




若い男子学生は、日本の少年漫画のコピー版雑誌を

持っていて見せてくれた事がありました。

紙質は相当悪くて、いかにもコピー!

でしたが、ちゃんと翻訳されていました。

定期購読してるって言っていました。(スラムダンクがありました)

1冊3~4元(33~44円)だったかと。




もう既に、そこらの売店でコピーの日本漫画は一杯売ってました。

ビデオからVCDに変わっていってた時期で、

日本のトレンディドラマや、その主題歌が流行ってました。

(東京ラブストーリーとか101回目のプロポーズとか)

若者が日本を知るのも、そこら辺あたりからのようでした。

酒井法子も流行っていました。




上手に日本語を話す人は多かったけど

日本に行った事があったり、留学経験者はゼロ。

学生は1日16時間、勉強している、と言っていて。

努力の度合いはハンパじゃなさそうでした。




* * * * * * * * * * * * * * * * * * *



印象深い出来事としては、2つありましたね。




1つは、何かの例え話で私が


「例えば私のお父さんが、亡くなった場合…」




と言った時に、生徒全員が




オ~~~!!(>0<;(>0<;(>0<;




「不行、不行!(ダメ、ダメ)!」





(・・; ←私

「え・・・どうして?(汗)」




「そんな事を言っちゃいけないですっっ!!」(←必死で止める)





あまり良くない例え話にしても、そこまで…(汗)





皆から言われたものだから

私も何だか意地になって

「ウソの話だから、いいのです!」と返しましたが


例え話でも、身近な人の「死」を口にするのはタブーのようでした。




亡くなってる方は仕方ありませんが、存命の方の事はダメ。

私は、ブラックユーモアで色々言う方ですが、

そういう軽いノリは絶対ないですね。

(後に、江蘇で似たような事を冗談で言ったら、

台湾人の洪経理に、ものすごい剣幕で怒られました(><;)





もう一つは。



トイレでの事。

普通の中学校を借りているから、トイレもそこで。



夜間の一本溝(みぞ)トイレ。

しゃがむと、丁度いい高さの、仕切りはありましたけど。




そこで用を足し終わって、一人で手を洗っていると背後で





ぎ~~・・・

バターーーンッッ!!!






戸が閉まった(!)







うわぁぁぁ~~!!!!(怖)







走って教室に戻りまして(汗)





「今、今、トイレで。

 ドアが勝手に閉まりました!怖い~(><;」






訴えると。





全員、大笑い。





「先生、それは風が吹きました!^▽^」

「先生、何もありません!^▽^」

「幽霊は、いません!^▽^」







「風じゃないよ!窓閉まってたのに!(汗)」




真剣に訴えれば訴えるほど






ワハハハハ~~~!!!(大笑い)







この反応…(汗)

みんな本気で笑ってるぞ・・・(~~;





そして苗さんはひたすら

「しぇんしぇえ(先生)、大丈夫です!大丈夫です!」 (←必死)

言い聞かせる。






これが噂の

・・・・唯物主義(!)(~~;





こんな事がチラチラとありましたね。

似たような姿形でも、頭の中はやっぱり違うのね、と



感じました。





こんな調子で。

何だかんだ言っても、社会勉強になってた日本語教師。




そんなある日。

私に、ちょっとした事件(←大袈裟です)が起こります。





つづく。




*このお話しは、1995年の上海での出来事です。


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教室では、楽しそうにやってますね私、あれ?^^;



「死」のタブーについては、特に私が父親を例えに出したから、
もあったと思います。彼ら、親御さんを大切にしますから。



トイレで戸が閉まった時は、実は「え~~!!」って皆が一緒に怖がるノリを
期待していたのに、見事に裏切られました^^;

大陸の「唯物主義」は勉強していたので、実例確認したってトコですか。
でも、これは何を対象にするか、また人によって差はあると思います。

神様にお参りに行ったり、占いも「インチキ」と言いながらも、嫌いじゃない人いますし。

幽霊に関しては今は「オカルト映画」随分入っているから多少変化はあると思いますが
まあ、でも基本は「信じない」のでしょうね。…ホントに大爆笑でしたよ^^;



次回話の、私に起こったちょっとした事件の話は(←事件ってほどでもない)

日本じゃよくある事が起こって全く大した事ないんですが、

私が何の気なしに教室で話したら
大ごとに発展してしまうのです・・・(汗)




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最終更新日  2008/07/11 09:45:07 PM
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