「洗礼」はトイレにて。
*マイルドな中国トイレネタですが、苦手な方はご注意下さい。
不快になりそうな箇所は、薄い色にしています。
ご興味ある方は、反転させてお読み下さい。
船内の綺麗な水洗トイレ。
個室はいくつかありました。
1つ目。
普通にドアを開けました。(・・)
!!
反射的に顔を背け、ドアを閉めました。
2つ目。
うわっ・・!! (; ≧~≦)
さっきよりも素早くドアを閉めました。
3つ目。
うわっっ・・!!! (; ≧皿≦)
全部見た後で、個室から小走りに遠ざかりました。
全滅・・・!!!(°皿 °;;;)
全部、物体が山盛(便器4分目)に・・・(汗)
(公園のトイレより遥かにひどい)
でも、トイレ他にないし(汗)
仕方ない。
もう一度戻って一番マシなトイレで、
息を止めて中を見ないように顔をそむけながら
水を流してみました。
水音の後、目を開けてみると
無駄な努力と分かりました(ToT)
完全に詰まっています。
水があふれ出てきそうで、却ってビビリました。
どうしようもないので
一番マシな所で、息を止めて目をつぶり、用を足しました。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
夕食の後。
ユウウツな気持ちで再度トイレに行くと
更にすごい状態になっていました。
生々しく隆起した赤の他人のブツと、
チリ紙とチッチ(セイリの血)が、折り重なって。
且つ、
どいつもこいつも便器の9分目前後まで達しており(汗)
足元は水ではない黄色い汁がこぼれているし
使用済みの真っ赤なセイリナプキンもゴミ箱からあふれて散乱。
便座にはチッチや黄色い汁がかかっているし
何よりニオイが・・・
ブツのニオイと生臭いチッチのニオイがブレンドされて
最悪の臭気を放っていました。
さすがに、血の気が引きました。
こんなトコで、でけへん・・・(呆然)
どうしようかと思いました。
したくない ⇒ 我慢する ⇒ 3日も? ⇒ 無理やろ(汗)
⇒ 男子トイレ?(う~ん 悩)⇒ 他にあるか??(大汗)
結論:
もうええ、ここでしよう!!
中国に関わるからには、いずれこういう日は来る。
ジタバタするのは止めて、覚悟を決めました。
死にはせんっっ・・・!!(緊張)
【用意】
(トイレの外で)深呼吸(す~)して息を止める。
【スタート!】
1)個室入室、素早くドアを閉める!
2)衣類を下ろす!
3)便座から腰を浮かせて(座らない)位置確認!
4)上を向いて目をつぶる!
5)用を足す!(長く感じる)
6)衣類を元に戻しながら、外に飛び出す!
ハァ~ハァ~(必死)
・・・フッ( ̄ー ̄;
死ぬ事思ったら、何だってできるさ(汗)
アハハハ(汗)
大した事ないさ!
ブツに当たったわけでもないし
何の実害もない!
何の問題が??
アハハハ~~~♪♪
確かにそうでした。
目に見えるモノは何も失っていませんでした。
でも何か
目に見えないモノを
失った気は、していました・・・(ToT)
つづく。
この話は1991年の夏の出来事を書いています。
古くて、すみません!良かったら一緒に当時の中国を感じてください。
↑ よろしければ是非、一回押してやってください。。
この時は洋式ってのが余計に辛かったですね…
ブツがより近くに見えるし、便座も汚いしで。
また女子トイレはチッチがエグイんですよね~(--;
取り敢えず「死にはせん」とやりましたが、笑いのネタにするにも
ミジメすぎて相当ブルー入りました。
「やっぱり男子トイレを見にいけば良かった」
「何でもやればいいってもんじゃない」と後悔しました。
なので、旅日記にも敢えて書きませんでした。
ソッコー忘れたかったから。(でもまだ覚えている)
それにしても、ヨウコちゃんは一体、どうしていたんでしょうか。。
一切、この話はしませんでしたが・・・
初日からこんな、てんこ盛り状態で。
翌日から一体どうなるかと心配でした。
が、翌朝一は掃除されていました。
そして夜にかけて段々積み上がっていくようでした。
私は船酔いもひどく、このトイレに入るのが嫌だったので
船旅中は食事はすまい、と飲み物しかとらない事にし。
酔い止めを飲んで、ひたすら眠る仮死状態に入りました。
この後も中国では色んなトイレ(ニーハオ/一本ミゾ/バケツ/洗面器/ウジ湧き/野外など)に
遭遇しましたが、最初のが強烈だったからか、できない事はなかったです。。
でも、やっぱり何だか・・・何だかねぇ。
羞恥心とか、人としての尊厳とか、女性の恥じらいとか、
大事だと思うんですよねぇ・・・(ToT)
という事で、
次回から普通の船旅ネタに戻ります。
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私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非!