CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

船では沢山知り合いができる。

これぞ船旅の醍醐味。



そういう事、本に書いてあったような気がする。




でも私は縦揺れが駄目でした。




という事が、この旅で始めて分かりました。



フゥ～～～と揺れると



「ヨウコちゃん、ゴメン。オヤスミ（汗）」



酔う前に眠りに入る。



友達作るどころじゃないよ～（汗）




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8月2日　2日目の朝、AM6:00



朝食のアナウンスで目覚めると、そこらで

ゲーゲー声が聞こえてたw



AM3:00頃から続いている大揺れ（ヨウコちゃん談）で

私も危うく酔いそうになり、ソッコー寝ました。

トイレはあれだし、揺れはすごくて仮死状態で。

私の中で「今度から船やめよう・・・」と決意する

理由となりました。

＊その時々、違うと思いますけど。



旅日記を見ると、食事できる時はしていたみたい。

食い気はあったらしい。

でも、あのトイレに行くのは嫌だし

最低限の食事だったと思う。



そんな状態だから船内の行動範囲は狭くって

数えるほどしか人と話をしていない。



よく覚えている人は



大部屋で近くにいた日本在住の中国人のオバサン。

赤いワンピースを着て髪はソバージュ（←ソバージュって懐かしい）。

化粧もしていて、小奇麗にしていたオバサンでした。



この人は上手な日本語で話しかけてきて、

「自由旅行？女の子二人で？」 顔をしかめ

「何かあったら電話してきなさい」 電話番号をくれました。



私とヨウコちゃんは一応有り難く受け取ったものの

勿論、携帯電話ではないし。

中国で電話をどうやってかけるのかも知らなかったし

実際役に立つ可能性は薄いと思ったのですが

好意として受け取りました。



他にも何人か中国人の人と話をしましたが

「女の子二人！？」 と驚くばかりで

本場の人でさえ、そうなのか？ と、とまどいました。



日本人若者のバックパッカーもいたのですが

大体男の子2人組で、でも彼らはツッパってるように見えました。

周囲の人にわざと聞こえるように

他の国での武勇伝などを話し合って

「俺たちすげぇだろ」とアピールしているように見えました。



ハッキリ言って、目障りでしたｗ




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二等船室の乗客の中で一人、とても印象深い人がいて。




どハンサム




中国人でしたが、それはそれは美形。

目はパッチリ二重、鼻筋通っていて、

作り物のような顔立ちのハンサムでした。

当時の日本では正統派ハンサムは無個性という位置づけで

TVでも個性派が占めていましたから

久々に見る正統派ハンサムに





こんな美しい人がいるのか！？（驚愕）





目が釘付け。



背も高く、足も長く、欠点が見当たりませんでした。





しかし彼は・・・


自分がハンサムだっていうのを

すごい意識してたんですよ。




ずっとポーズ作ってて

全然、笑わなかった。




壁にもたれて座ったら、

ず～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～っと

遠くを見る目で斜め45度キープ。




私は、ちょっと話でもしたいな～と

思って観察したり、後をつけたり（←怪しい）しましたが

話しかけるスキがなかった。




彼が話をするのは、恐らく同行だった超美人の女性とだけ。




大変絵になるお二人でしたが

格好つけが優先で、表情を出し惜しみしているようで

内面の魅力が全然感じられなかった。




こういう感覚って

日本でも昔の美形にあったと聞いた気がして。

中国との感覚のズレを

少し見たような、そんな気がしました。





でも中国人が美醜を異常に気にする・・・ってのは

前から聞いてはいましたね。

ホテルのドアマンは☆が上がるほど背が高くて男前とか

超美人は大金持ちに嫁がないと駄目、みたいな不文律あるとか。





・・・あっ！

そう言えばオリンピックでも、そんなんありましたね！

変わってないっつー事か・・・






あれも色々考える事はありますが。。




まあ、



あんまり恥ずかしい思いさせないでクレヽ（´ロ｀；）ノ



世間の常識を学んでクレ。

開き直る性格を直してクレ。

何でもインチキするクセを直してクレ。

臭い物に蓋をして見なかった振りをするのはやめてクレ。

意味不明の屁理屈を偉そうに言うのはやめてクレ。




私も色々言われて、困ってるねん（ＴoＴ)





すみません、愚痴でした。。







旅の思い出に、戻ります（汗）






翌日はいよいよ中国に到着です。





8/2（金）

昼食：550円、夕食：700円、ジュース：300円　計1,550円






つづく。






この話は1991年の夏の出来事を書いています。
古くて、すみません！良かったら一緒に当時の中国を感じてください。




　　

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という事で

「トイレ」「船酔い」「ドハンサム」が印象的な初船旅でした（汗）

次回は、いよいよ中国上陸！！

勿論、早速ハプニング発生します・・・＾＾；



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