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テーマ:中国旅行(478)
カテゴリ:中国旅行
先輩が、来ない・・・(汗) 前川先輩との連絡役は私だったので ヨウコちゃんは 「先輩、来るって(手紙に)書いてたのよね・・・?」 不安を抑えた表情で私に聞きます。 「・・・う~ん。。おかしいねぇ(~。~;」 こう答えるしか、ありませんでした。。 40分以上経って これは、来ないな・・・ 私は、そう結論を出しました。 来る気配も感じられませんでした。 しかしヨウコちゃんは、そう思っていない。 険しい顔で出入り口を見つめています。 最悪や・・・(-_|||) 私一人ならまだしも。 二人で来ているのに。。。 「面倒くさい」だの「冒険心」だの自分勝手な事して、 ヨウコちゃんを不安にさせて。 私のアホ、バカ、マヌケ(涙)。。 自責の念で一杯。 しかしこの状況をどうすべきかも分からず 私もヨウコちゃんと一緒に出入り口を見つめていました。 見知らぬ人達が行きかうのを眺めているウチに いつの間にか、私の視点はどこを見るでもなく 想像の世界へ飛んでいました。 実家の様子が、脳裏に浮かぶ。 ああ・・・ この時間なら、***(ドラマ)の再放送見てるな(←夏休みだから) クーラーの効いた部屋で、ゴロゴロしてさ。。 ・・・・(暫し空想)・・・・ ・・・・・・・ハッ!!(気付く) もう海越えて来たって!!! 日本列島、遥か彼方!!! もう、後戻りはできんわさ!!!! 現実に戻りました。 暑い異国(天津)。 人もまばらな待合室。 周囲も倉庫しか見当たらない。 そして耳に入ってくるのは・・・ オール中文。 ここは中国なんだ・・・ その時、私の頭にあるイメージが浮かびました。 広い中国の中に 私とヨウコちゃんが・・・・ ポ ツ ー ン・・・ と、ふたり。 ・・・コワッッ(恐怖) 完璧に目が覚めました。 私は今、中国にいて。 家族も友達も誰も知り合いは近くにいない。 いるのはヨウコちゃんだけ。 ヨウコちゃんは、いよいよテンパって来て 「船の方、見てくる!荷物見ててね!」 待合室を出て、走っていきました。 その後姿を見送りながら、 私は段々冷静になってきました。 何もアテに出来ない状況を自覚した事で、 やっと腹が据(す)わりました。 周囲を見渡す。 待合室の周囲は商店も何も見当たらない。 人もまばら。 いるのは乗客と、出迎えの人と そして五分刈で半パン、目つきの鋭い日に焼けた白タクのオッチャン達。。 先ずは 乗客や出迎えの人に街までどう行くか聞いてみよう。 バス停はどこか。。 最悪の場合は、白タクだ・・・ 張り切ってきたのに 初っ端から白タクなんて・・・(はぁ~ <涙>) ヨウコちゃん、許してくれ(汗) *見知らぬ白タクは大体ボッタくってなんぼ。 以前は特に普通のTAXIでも、まともなの少なかった。 車自体が少な~~~かった。 しかし、とにかく進むしかない、前に!!(▼ ▼;) 気合入れた、その時。 「アコ同学、ですか?」 斜め後ろから、声がして。 ・・・・日本語? (~。~; 恐る恐る振り返ると 私の左斜め後ろに 見覚えある人が、立っていました(!)。 つづく。 この話は1991年の夏の出来事を書いています。 古くて、すみません!良かったら一緒に当時の中国を感じてください。 ↑ よろしければ是非、一回押してやってください。。 ダレかに声を掛けられて、振り返ると・・・一体ダレ? 答えは次回まで、お待ち下さい。 ^^; 扉ページ←「ホーム」をクリック!で【今日の 小日記 (何それ、と言わないで^^;)】やってます。 私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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