中国初上陸で迎えがいない事に焦り、
いよいよ腹くくった時。
「アコ同学、ですか?」
・・・・日本語? (~~;
ダレ?
恐る恐る振り返ると
私の左斜め後ろにいたのは・・・
背が高くて、メガネをかけた
「あらっっっ!!(°□ °;) 」
オバチャンみたいな変な反応をしてしまいました^^;
「やっぱりそうでしたね!(驚)」
向こうも驚く。
相手 「さっきの船に乗っていましたか?」
私 「ああ、はい・・・(°〇°;)」
聞くと、先方はさっきの燕京号の一等に乗っていたらしい。
私達は二等だったし、仮死状態で行動範囲が狭かったしで
お互い気付かなかったよう。
そうかぁ・・・
そういや、そんな事、言ってたなぁ・・・(汗)
まさか、ここで会うとは思わんかった。。(驚)
・・・ハッ!!
これは・・・この窮地を乗り切るチャンスかも??(~~;;
相手 「一人で来ましたか!?」
私 「いいえ。ヨウコさんと二人です。」
相手 「あれ?ヨウコ同学は、どこですか?」
私 「船の方なんですが、実は・・・・(~~;」
今までの事情を話しました。
(行き違いがあったのか前川先輩が見当たらない、と)
相手 「ええっ!?・・・それはいけませんね」
私 「はぁ・・・(弱々しい様子)」
相手 「女の子二人だし・・・私は心配ですね!(真剣)」
私 「はぁ・・・(ノ_・、)」
うつむいて弱々しく相槌を打つ(多少大袈裟に)私。
・・・もしやぁ!?
この展開は??(期待)
相手 「安全を確認するまで私は放っておけません!
街まで一緒に行きましょう!」
キターーーー!!!(喜)
数分後、私は走っていました。
急げ、急げ!
船着場のヨウコちゃんの元へ!!(≧v≦;)
ヨウコちゃんの姿を見つけました(!)
私 「ヨーコちゃーん、ヨーコちゃーん!(手を振る)」
ヨ 「あ、アコちゃん…前川先輩やっぱり…(悲)」
私 「もう・・・前川先輩、諦めよ!」
ヨ 「え、だって・・・」
私 「もういいよ、ここまで待ったし!!
(あの人、来ないしさ(汗))
今さ、リン先生といるからさ!!
街まで送ってくれるって、言ってるから!!!」
ヨウコちゃんが驚いて・・・(・o・)
そして安堵 (;´▽`)
それを見て私は、
・・・良かった~~~~~(ToT)
心から思ったのでした。
* * * * * * * * * * * *
リン先生は、知り合いが迎えに来ているそうで、
その車に一緒に乗せてくれる、との事。
私は、この件で最終的にはヨウコちゃんに
迷惑をかけずにいれた事で
脱力するほど安堵したのですが。
後から思い返すとラッキーな偶然だったな、と思いますが
当事者達としては「まあ、こういう事もあるかもね。」
みたいな感じでした。
そして私は
実は、内心チビッッとだけ・・・未知数の自力を見れなかった事を
残念にも思っていました。(安堵97% 残念3%くらい)
とってもシツコイのですが^^;
でも、
待合室を出る時にチラと白タクのオッチャン達が、目に入った時
もし、自力だったら・・・
汗だくでホコリにまみれて、バス停探して彷徨っている
ヨウコちゃんと私の映像と
ニヤニヤ笑う白タクのオッチャンにメッチャふっかけられて、
泣きそうになってる映像がリアルに浮かびました。。
・・・(~~;
その大変さを避けられた事は、
やっぱり良かったのだろうと。
もう一つの自分がどうなるのか
そっちも知りたかった未練は取り敢えず仕舞って
リン先生とヨウコちゃんの後を歩きました。
つづく。
この話は1991年の夏の出来事を書いています。
古くて、すみません!良かったら一緒に当時の中国を感じてください。
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思いもかけず、リン先生(【四】に登場の天津人先生)に拾われました(涙)
上陸(嬉)⇒前川先輩来ない(恐怖)⇒腹くくる(緊張)⇒リン先生(安堵)
この激しさは、幸先いいと言えるのか、どうなのか・・・??
そして私の冒険心は、全然懲りていないようですが・・・^^;
まあ、ともかく今から天津市内へ行く事になりました。さ、出発!!
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私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非!