1145452 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

CHINA QUEST*中国にはまったOL⇒女性社長の人生修行

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カレンダー

カテゴリ

お気に入りブログ

持ち込み後:その4 ガボちゃん♪さん

まるごと台湾フェア hasshi49さん

朝日高以降創立15… 安東堀割南さん

アラフィフおやじの… 高島平さん
ケンボーの中国アク… 在中日本人ケンボーさん

サイド自由欄

設定されていません。
2008/08/28
XML
カテゴリ:中国旅行



宿泊先がどうなるか気になりながら
成り行き任せにした私ですが、ところで。


到着してからの目線が狭いと思うので、
もう少し範囲を広げ時間を少し巻き戻して描写しようと思います。



「初めの一歩」の後からです。



●天津港

ぞろぞろと下船し、それぞれの方向へ去っていく。
最初の中国を目に焼き付けようと周囲を観察。

人が少ない。。
埠頭って、こんなもんか?

前方左右に人がいた。
右手前方の女性は、こちらを見ている。


痩せて…
日焼けして色が浅黒く。
白いシャツと灰色のズボン。


この人は、何してんだろ。。。

ズボンのポケットに手を突っ込んで、立っている。

顔はこっちに向いてるけど、
私達を見ているわけではなさそう。


無表情。。。


そう言えば、他の人も皆そうだ。
笑ったり緊張したり普通の表情が見えない。


この無表情が、とっても印象的でした。




●スイカ

先生が「おっ!スイカが売っていますよ。」
私達に声をかけ

「一斤(約500g)2ィ分だって、やっすいね~」
すごく興奮していましたが

当時のレートが1元=約27元でしたので
2イ分(0.02元)という事は、0.54円。

この旅でスイカは、後ほど度々登場してきますが
やはりこれが一番安かったです。

日本じゃスイカは高いのに、中国じゃ500gで50銭??

安すぎて、全然ピンときませんでした。



●街へ


車が到着して一路市内へ。
初めて見る中国の風景の印象。

色がない。
白、茶色、灰色。

建物が皆似たような感じだな、四角いぞ。
だだっぴろい。

道路はコンクリ?
車が少ないな~、他の車、殆どない。。。


市内に入ってくると風景が変わってきて。
人が増えてきて色もついてきました。
白黒からカラーへ移ったようで、ホッとする。


時刻は丁度5時くらいで夕暮れ時。
風景はセピア色に染まる。




お~これが天津の風景か~。。。




取り立てて何もないのだけれど、
夕刻のセピア色が、素朴な風景を
ライトアップしているように思えました。




* * * * * * * * * * * * * *




車はある建物の前でスピードを落とし、停まりました。

途中、対向車も殆どない単調な道のりを
港からたっぷり1時間以上は走ったと思います。

港から街まで、すごく遠い印象でした。



「着きましたよ。」とリン先生。
「あ、はい」

「ここは天津外国語学院です。
 私の両親が、ここに住んでいます」


・・・住んでる!?


「私の両親は、ここで教師をしています。
 それで私も教師になりました。」

「え~!?そうなんですか~。すごいいい家庭環境ですね~」


「ふふ。ま、先ずそこに行きましょう。
 あなた達の泊まる所は私が用意しますから」



・・・!!



「有難うございます~!!!」




良かった・・・
先生ゴメン、疑って・・・(ToT)





・・・で

9108天津外大a.JPG

記念写真を撮りました。
(夕刻に入っているのが分かりますかね・・・?)




* * * * * * * * * * * * * *




団地風の建物が並んでいる中を歩いて行き、
その中の一棟の階段を上る。



家って、一軒家じゃないのね・・・



と考えたけど当時の中国は団体所属
している人は殆ど皆、住宅をあてがわれていました。

少ない給与でも生活面の保障はする国営企業のやり方です。



そして先生の御実家へ。



学校の先生のご両親だし、
お二人共教師だからインテリだよ?

緊張するな~。




この時、



手土産、手土産、と思ったのですが・・・



私は呆れるような手土産しか用意していなかった。





「100円ライター」と「五円玉」





■ 中国にはマトモなライターがないので
プレゼントすると喜ばれる。

■ 中国には穴の空いた硬貨はないので
プレゼントすると珍しがり喜ぶ。




地球の歩き方に書いてあったので、
手軽だし、それで良し、としたのです。



しかし・・・。


「100円ライター」 と 「五円玉」


通りすがりの人にはイケルかもしれませんが、

でも先生の御両親に、そんなショボイ物を渡すのはシャレにもならん。



旅行前に日本で先生と交わした挨拶




リン 「ああっ!私も夏休みには天津の故郷に帰りますよ」

私  「あ~そうですか^^」



リン 「良かったら、私の家にも遊びに来て下さい」

私  「はい。その時は宜しくお願いします^^」





ホンマにこうなるとは、全然思ってなかったし~・・・(汗)





ああ・・・人生、何が起こるか分からんな、と思い。

申し訳ないけれども、手ぶらでお邪魔する事になりました。





つづく。





この話は1991年の夏の出来事を書いています。
古くて、すみません!良かったら一緒に当時の中国を感じてください。




バナー  

↑ よろしければ是非、一回押してやってください。。



次は御両親とのやり取り、そして「甘いトマト」の話です。

*コメントいつも有難うございます。



一つお願いがあるのですが・・・

お読みになっていると私のチャランポラン振りが目につき
お腹立ちになる事もあると思うのですが、もう過去の終わった話で(汗)
今から行動修正はできません・・・(汗)

まあ、そのチャランポランが数々のハプニングを呼び込み、
結果的に割合面白い旅になりまして。。ま、怪我の巧名とでも言いますか。。

御忠告類は本当に思いやって頂いているな、と有り難く感じておりますが、
何にせよ過去の事実ですので(汗)

今は年月も流れ、私も随分改心しておりますので、
どうぞお手柔らかに。出来れば過去の私を温かく見守ってやって下さい・・・(TT)





扉ページ「ホーム」をクリック【今日の 小日記 (何それ、と言わないで^^;)】やってます。
私の日常の小ネタをチョコチョコ載せてます。そちらも是非!






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008/12/01 01:25:47 AM
コメント(14) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X